認知症母の「物盗られ妄想」が大変! 老人ホームのスタッフさんまで疑いだして.../ワフウフ

みなさんこんにちは!ワフウフです。

アルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。

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認知症になった母のフォローを全くしないばかりか、母を騙して母名義の預金を取り上げようとする父・たんたん。彼から何とか逃れて、 母は2019年4月に介護付有料老人ホームに入居しました。

認知症になると「物盗られ妄想」を起こす方が多いとよく聞きます。

自分が大事だと思うものを盗られないように隠し込み、その場所を忘れてしまって「盗られた!」と大騒ぎするというものです。

母も、預金通帳や銀行のカードなどを娘達で預かるようになるまでは、部屋のあちこちに隠して「ない!ない!」と騒いでいました。

しょっちゅう銀行で再発行をするのが大変だったのを覚えています。

しかも、母には再発行した記憶すら残らないうえに、再発行されて郵送されて来た通帳やカードもまたすぐに隠してしまうため、常に物が見つからない状態でした。

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そして、預金通帳やカードを娘達で預かってからも、今度は現金をあちこちに隠しては見失って大騒ぎ。

ただ、その現金は母が自分で隠して見失っただけではなく父がくすねていたので、実際に盗られていた分もあるのです。

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なので、ワフウフ達は当初、母があちこちに通帳やお金を隠すのは、父が母のお金を盗ることによって生じる影響なのだと思っていました。

しかし、老人ホームに入ってから、やはりそれは認知症の症状なのだとハッキリ分かりました。

老人ホームでは多額の現金や宝飾品などは持ち込めませんので、誰かに盗られるような貴重なものはありません。

ただ、本人の思う「大事なもの」があるわけです。

母は老人ホームに入った当初、「部屋の鍵」「数百円の入った財布」「(宝飾品がダメなので)ビーズで編んだ指輪」を盗られまいと隠しまくりました。

特に部屋の鍵は失くなってしまうと大変困るため、老人ホーム内でいつも身につけているポシェットに伸びるゴムをつけて鍵を固定したのですが、わざわざそれを外して隠してしまいます。

そして、あちこちを探して見つけると、

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と、誰かが隠したと言わんばかりの態度。

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たった8畳ほどの狭い部屋なのに、驚くほど知恵を絞って隠すので毎回見つけるのに難儀しました。 (ベッドマットの下・ゴミ箱の袋の下・掛けたコートのポケットの中・母の日にあげたプリザーブドフラワーの箱の中などなど...)

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掃除や何やらで部屋に出入りするスタッフさんを暗に疑うようなことを言うので、本当に困りました。

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数百円しか入っていない財布や老人ホームに合鍵がある鍵、素人がビーズで編んだ指輪なんてスタッフさんが欲しがるとは思えませんが、そういう理屈が通じるものではないのですよね。

今では、母が大事に思う物の基準すらも曖昧になってしまい、歯ブラシやらリモコンやらまで隠す日々が続いています...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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