<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
2021年の夏、高校生、中学生、幼稚園の子どもたちを連れて川へ遊びに行った日のことです。
私たちは田舎に住んでいて海も川も近く、夏はよく朝から水遊びをします。
夏の間、何度も訪れる家族みんながお気に入りの川遊びスポットがあるのですが、ここ数年はアウトドアブームで、川遊びも混むことがあるので、朝早くから出かけました。
その場所には川遊びをする人だけでなく、釣りに来る人もいます。
私は子どもの頃からこの川に遊びに来ていますが、川遊びをする人も釣りをする人も、お互いが住み分けて楽しんでいるようなところです。
基本的には先に来て過ごしている人を優先し、一歩譲って楽しんでいる感じです。
知らない者同士でも、その日一緒に同じ川を共有する者として、自然にあいさつをしたり声を掛け合ったりします。
釣り針など危険もあるので、距離が近くなり過ぎたときにも声を掛け合います。
子どもを川遊びさせている場合は、釣り糸を垂らしているあたりでは騒がないように声を掛けるといった具合です。
この日、私たちはまだ人も少ない時間帯から遊んでいたのですが、私たちが遊び始めて1時間ほどした頃、年配の男性の釣り人がやってきました。
ずいぶん不愛想な釣り人で、先に来ていた私たちに声を掛けず、子どもが遊んでいるすぐ近くで釣りを始める様子でした。
危ないと思ったので、私から「おはようございます」とあいさつをすると、威圧するような態度で言ってきました。
「こんなところで遊ばれたら釣りにならない。ここは釣りを許可されている場所だから水遊びの子どもはよそへ行け」
見知らぬ年配の男性にかなりきつい言い方をされて少し怖く感じましたが、私たちが先に来て朝から遊んでいたし、子どもたちも楽しんでいます。
このままここで遊びたいことを伝えました。
しかし、男性は私の言葉など無視!
子どもが遊んでいてもおかまいなしに針のついた釣り糸を垂らしてきました。
明らかにこの釣り人のほうがマナー違反だと思いますし、その男性のやり方にもとても腹が立ちました。
しかし、夫もいないし、私と子どもたちだけではどうすることもできず、何かされても怖いし...とその日は引き上げることにしました。
朝からたくさんおむすびを作って一日遊ぶことを楽しみにしていたのに!
私はともかく、子どもたちはガッカリです。
川遊びは楽しいものですし、その場に居合わせた人たちとあいさつして交流できる地域だと思っていたので、とても残念な出来事でした。
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