<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。
同い年のママ友(40代)の話です。
彼女とは趣味が合い、漫画などの貸し借りをするほど仲が良く、ママ友というよりオタク友だちといった感じで楽しく付き合っています。
そんな彼女が2021年から新たな趣味を見つけました。
それは某韓流のアイドルグループです。
今まで韓流に詳しくなかったママ友は、ある日の夜、動画サイトで彼らのプロモーションビデオをたまたま見てしまい、それから目が離せなくなってしまったそうです。
そのまま見事にドハマりしてしまったのです。
ファンクラブに入り、CDを買い、ドキュメンタリーを見るために配信サイトの会員になり、グッズを買い、挙句の果てには韓国語の勉強を始めました。
キラキラした目で「世界が輝いて見える...!」というママ友に「そんなに好きなものができるなんてめでたい! よかったじゃん!」と言っていたのですが、だんだんと心配になってきました。
ママ友には3人のお子さんがいます。
日中はパートをし、夕方帰宅してから怒涛の家事育児、お子さんの習い事の送迎をやり、やっと夫の晩御飯までやって終わるのが23時。
フルスロットルな毎日なので、へとへとなはずです。
すぐ寝ればいいのですが、アイドルグループにはまってからの彼女は違います。
そのまま夜中の3時、4時までお酒をちびちび飲みながらアイドルグループの動画を見て、そしてほぼ仮眠のような睡眠をとって朝6時半に起床。
このように日々寝不足状態で過ごしているのです。
「そんなんじゃ倒れちゃうよ!」
「もう...見始めたら止まらない...」
諫めても聞く耳を持たないどころか、さらにエスカレートしていきました。
「動画がたくさんあって、もう見終わらない! いや、これうれしい悲鳴なんだけどね。もう次から次へとお勧め動画が再生されてくるから、気づいたらビックリするくらい時間がたってて...」
笑顔で語る彼女に、苦笑いするしかありませんでした。
土日に寝だめをしてなんとか平日をやり過ごしているようですが、我々も40代。
そんな生活をしていたら、いつか倒れてしまいます。
「アイドルの子たちも『ファンには幸せでいてほしい。いつでも健康でいて』って言ってるでしょ! だからちゃんと寝て健康を大事にしなさい!」
心を鬼にして忠告しても暖簾に腕押しで「うんうんそうだよね」とニコニコして流されてしまいます。
「もう定期健診の時期なんだ。面倒だけど行かなきゃいけないんだ~」
先日そんなことを言っていましたが、もし診断の結果が悪かったら生活を改善し、長く元気にアイドルグループを応援してもらえればなと思います。
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