<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さくらみちこ
性別:女性
年齢:55
プロフィール:コロナ禍の小学校生活は想像以上につらそうです。
2022年2月、コロナ禍となって約2年が経過しました。
この間に孫たち(小5、小2)の学校生活は一変し、いまだに厳しい日々を送っています。
例えばマスクです。
子どもたちは学校に行っている間、ずっとマスクを着用しています。
その間、息苦しさ、暑さ、蒸れ、かゆみ、マスクの日焼け問題など、とにかく不快な生活を送っています。
給食は黙食で、以前のようなワイワイガヤガヤの楽しい時間は存在しないようです。
休憩時間も静かに過ごすのがルールとなっていて、大きな声、友だちとじゃれ合う、運動場で思いっきり楽しむことなど全てNG。
調理実習や理科の実験も中止のようです。
孫たちは2人とも「楽しみにしていたのに...」「残念すぎる...」とこぼしています。
さらに、宿泊研修は日帰りに変更です。
小学校生活で最も楽しみにしているイベントなのに...それに加えて運動会、学習発表会、参観日など、学校行事の多くが縮小か中止になっています。
家族に成長を見てもらえる場面、家族が喜ぶ顔を見るチャンス、家族から褒めてもらえるシーンが少なくなっています。
これがコロナ禍における孫たちの小学校生活です。
こんなに窮屈でメリハリのない日々を送っているのです。
仕方がないと言ったらそれまでですが、子どもたちが大きなストレスを受けているのも事実です。
もともと学校が大好きだった上の孫が「学校が全然楽しくない」と言い始め、「行かなくてもいいかな」「今日はさぼろうかな」と言い出しました。
そして、これまでにないくらいの無気力、無関心な様子を見せて、「宿題めんどくさい」「荷物持つのもめんどくさい」「授業を受けるのもめんどくさい」などと言うように。
また、「黒板の文字がほとんど見えない」と言うのです。
何度病院で検査をしても問題ないと言われていますが...これにはとても不安を感じます。
さらに不安なのが下の孫。
上の孫が変化を見せ始めたのとほぼ同じ頃、指吸いが始まりました。
今は、暇な時間はずっと指吸いをしている状態です。
そして、喃語のような赤ちゃん言葉のようなフレーズを口走るように。
「赤ちゃんに戻りたい」とか言ったり、「抱っこ。抱っこ」とせがんだりするようにもなりました。
冗談であってほしいのですが、そうでもないのです。
気になって、ネットで子どもたちに何が起こっているのかを調べてみました。
うちに限らず、コロナ禍の影響で、子どもたちのメンタルにさまざまな問題が起こっているようです。
孫の周囲でも、学校に来られなくなった、得意なことができなくなった、腹痛を訴えることが多くなった、乱暴になったなど、変化の声を聞くことが増えています。
このままでは良くないと、家族全員でのサポートを開始。
人のいない場所を選んで外出する、外食の代わりにデリバリー、アウトドアで自然と触れ合う、家族でゲーム大会などなど、できる限り楽しい時間を増やすようにしています。
また、子どもたちに普通を求めない、休みたい日は休ませる、食べたいものを食べさせるなど、普段の生活の中でも可能な限りのサポートを実践中です。
創意工夫を重ねて努力はしていますが、「これでいいの?」「他にできることはない?」「しんどくなっていない?」と、いつも心配しています。
人気記事:「コロナかもしれんわ」友人とのランチの矢先に息子から電話が...《中道あん》
人気記事:《漫画》「マスクちょうだい」と厚かましい友だちが毎日娘につきまとう! え、親も共犯!?<前編>
人気記事:《漫画》月2万円渡して「残ったら君のお小遣い♪」ってアホか! 波乱すぎる娘と彼氏の初同棲<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。