<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女性
年齢:53
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。子どもの頃両親を「父ちゃん・母ちゃん」呼びしていました。
現在53歳の兼業主婦です。
私の職場にBさんという女性スタッフ(30代)がいるのですが、その子の家の習慣がちょっと変わっていて驚きました。
Bさんのお家は、両親を「お父さん」「お母さん」と呼ばずに、あだ名で呼んでいるそうです。
「今日うちのあっちゃんがお弁当作ってくれたんですよ!」
「それ、うちのノリリンも同じことを言ってダイエット始めてました」
Bさんが私の部署に転属してきた頃にこんな内容を話していたので、兄妹が多いのかな? と思っていたのですが、実はそれは両親のことだったのです。
Bさん曰く、幼い頃から両親がお互いをあだ名で呼んでいたため、それが普通になってしまい、気を抜くと家の外でもあだ名で呼んでしまうそうです。
そういうご家庭もあるのだなと素直に感心してしまいました。
私の父(享年71歳)は病気でもう他界しているのですが、母(現在77歳)とは「お母ちゃん」「お父ちゃん」と呼び合っていたので、幼い頃は私も両親をそう呼んでいました。
今でも、母と2人きりだと「お母ちゃん、お父ちゃんのお墓参りなんだけどさ」と話します。
父が昔気質で少し頑固なところがある人でした。
母が父のことを下の名前で呼び捨てにしたり、あだ名で呼んだりはそもそもなかったし、考えもしなかっただろうと思います。
父は、もしかすると私が産まれる前は母を下の名前で呼んだり、呼び捨てにしたりしていたかもしれませんが、少なくとも私の前では一度もありません。
そのため小学生の頃、お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人のハーフの女の子が同じクラスに転校してきたとき、両親のことをナチュラルに「パパ」「ママ」と呼んでいたことも、私にとっては衝撃でした。
Bさんのお家のようなご両親の呼び方も、最近では一般的になってきているのかもしれません。
あだ名で呼び合うことは、家族みんな仲良さそうでとてもいいな、と思いましたが、「へぇ、そんなご家庭あるんだ!」と驚きもしました。
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