<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ゆうそる
性別:女性
年齢:41
プロフィール:2年前結婚した一児の母です。妊娠7カ月で出産したため、子どもは未熟児で半年間保育器に入っていました。
約1年前のことです。
地区の班会議で、班長や会計の係を班のメンバーで順番に担当していくことになりました。
すると、班長役に専業主婦のAさん(60代)があたったのですが、班長をやりたくないため班を抜けると言い出しました。
班では協力して担当箇所の掃除、イベントの開催、そのために会費も集めていますが、辞められたらその分の人手が減ることになります。
抜けたいからといって簡単に抜けるのはいいのかと問題になりました。
また、ゴミ出し場所の管理なども班で協力して行っています。
班を抜けておいて、ゴミ出しだけをするのは不公平だと班の誰もが思い、班会議の中で説得しました。
その後、Aさんが班に残ることが決まり、班長になることも渋々了承しました。
しかし、1カ月程度でやはりできない、やりたくないと言い出しました。
班の人たちはAさんを責めて、その結果、Aさんは7年前に建てたばかりのきれいな家をわざわざ取り壊し、別の地区に引っ越していってしまいました。
後味の悪い結末ではあるものの、それでAさんの問題は解決した...と思いましたが、とんでもないことが起こったのです。
Aさんは猫を5匹飼っていました。
1匹は家の中で飼っていた高級そうな猫で、あとの4匹は外で放し飼いです。
Aさんは家の中で飼っていた猫は引越し先に連れていったのですが、外で飼っていた猫4匹は置いていったのです。
そもそも現在では猫の放し飼いは非常識とされますし、しかも置いていくなんて...。
罪滅ぼしなのかなんなのか、Aさんは置いて行った猫4匹に、毎朝車で20分の距離を走り、エサを持ってきます。
しかし、なんとエサ入れにエサを入れるのではなく、地面にばらまくのです!
もはや自分の土地ではない場所に車を止めてエサをばらまくのですが、近所の花壇に猫がいるとそこにも投げます。
エサに魚を持ってくることが多く、放置されると非常に不衛生です。
しかも、家を失った猫たちは近所の家や畑を荒らし、糞をしたり、嘔吐したり...。
環境もよくなかったせいか、かわいそうなことに室外機の下で1匹が死んでしまいました。
この猫はなぜこんな目に遭ってしまったんだろう...意図せずとはいえ、Aさんを追い出すような形になったことを悔やんでいた班のみんなも、 Aさんの無責任な行動に腹を立てていました。
どうにかしなくてはと役所に相談したところ、Aさんに注意をしつつ、今後のことについての具体的な方法も提案してくれたそうです。
しかし、状況は一向に変わらず、Aさんに放置された猫たちは、ときどき近所の家を荒らしています。
ペットを捨てたら罪に問われるそうですが、Aさんが定期的にエサをあげているので、捨てたと決めつけることも難しそうです。
こうした問題はどう対応したものか、悩まされています。
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