<この体験記を書いた人>
ペンネーム:まー子
性別:女
年齢:38
プロフィール:闘病生活を送りながら働き始めた私に感化された夫は、今まで以上に完璧な主夫へと変化していきました。
持病の難治型アトピー性皮膚炎の療養のため、夫と離れて半年間実家生活を送り、2021年の11月から自宅へ戻ってきた私(38歳)。
実家での療養生活中に生活習慣を劇的に変える必要があった私は、自宅に戻ってから米国人の夫(39歳)とぶつかってばかり。
喧嘩が絶えず、険悪なムードで日常生活を送っていました。
私が改善したことは早寝早起きの生活習慣に加え、徹底した毎日の掃除、添加物・小麦粉・白砂糖・植物油脂フリーの食生活、寝室はコンセントを全て抜いた状態にしておくなどです。
私にとっては全て意味のあることなのですが、夫にとってはストレスでしかなかったのです。
ただ、私も症状を改善させるために、毎日できることを必死でやる必要があります。
夫を説得すると嫌々ながら協力してくれますが、その態度に今度は私の方が方がストレスを感じていました。
この状態がこれからも続いていくのはしんどいなぁ、と思っていたある日のこと。
11月後半、皮膚炎が激しく出ていてもだいぶ動けるようになったので、生活費を稼ぐために社会復帰をすることにしました。
在宅勤務の夫とは真逆で、私は朝早く起きて家事をこなし、準備をして出社。
家に帰ってくるのは19時と一気に忙しくなりました。
週3、4日の仕事ですが、環境の変化で体調は悪化しました。
それでもあきらめずに働き続ける私の姿を見て、夫が歩み寄ってくれたのです。
夫は会社に直談判をして、勤務時間を早めてもらいました。
今まで一度もそんなことをしてくれたことはありませんでした。
そして夫は、私が出勤する日は家事の大半を担当してくれるようになったのです。
私が帰宅する頃までの間に、夕飯を作って待っていてくれました。
それ以外にも食器洗いや掃除、洗濯、ゴミ出しまで、お願いせずとも自主的に動いてくれます。
最初は正直微妙だった夫の手料理も、日に日にレベルが上がり、今は本当に美味しいのです!
夫が夕飯を作ってくれた日は、必ず感想と「美味しい」「ありがとう」を笑顔でしつこいくらい言うようにしています。
すると夫はさらに私を喜ばせようと頑張ってくれるのです。
私がしたことと言えばたった一つ、黙って症状と向き合いながらも働き始めたこと。
それから夫は私の姿を見てびっくりするくらい協力的になり、態度や言動も変わっていきました。
男性には言葉でお願いをするよりも、態度で示した方が効果があるのかもしれません。
もともと共働きであった我が家は、私が正社員の仕事を退職したことで無言のプレッシャーが夫にあったのだと思います。
これからは可能な限り働いて、無理をせずマイペースにそして穏やかに、日々を楽しみたいと思います。
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