「取締役の息子だ!」と身勝手にふるまう、嫌われ者のポンコツ先輩。しかし新部長の就任で事態は一変!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぴち
性別:男
年齢:51
プロフィール:50歳を過ぎて、転職に成功しました。しかし、どんなに経験値が高くとも、威張ったりしてはいけないものですね。

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数カ月ほど前ですが、51歳と決して若くはない私が転職をしました。

転職先は、私が20年以上働いてきた会社と同じ業種で、これまでの経験をフルに活かして勤務しようと意気込んでいました。

入社後、配属された部署には36歳の男性社員がいました。

その男性社員は、業界経験5年と、業界での経験年数は私の4分の1ほど、年齢も私よりもずいぶん下です。

しかし、どれほど年齢差があって経験値も違っても、この会社で私は新参者です。

男性社員は年下ですが、先輩であることには変わりありません。

後輩として立場をわきまえ、先輩は先輩として、立てるところは立てていこうと決意していました。

しかし、その決意も1カ月と続きませんでした。

どうやら、その年下の先輩は取締役の息子で、相当に甘やかされてきた、いわゆる「お坊ちゃま」だったのです。

面倒くさいことは他の人たちに丸投げしています。

自ら率先して動くことはなく、汗を流して働く姿を誰も見たことがないという人でした。

部署で良い成果があったときは、周りを褒めるどころか、手柄を全て一人占めする始末です。

良いことは自分のおかげ。

ミスは全て他人の責任。

そんな行動を平気で取る先輩を見ているうちに、先輩を先輩として見られなくなっている私がいました。

誰もがみな、先輩に対して嫌悪感を抱いているのですが、やはり生い立ちが生い立ちです。

取締役の存在が怖くて、先輩に面と向かって注意することができません。

部署のトップである次長でさえ、取締役を気にして、先輩の横暴を黙認していました。

「本当にこれでいいのか?」とモヤモヤしていた折、次長が他部署へと異動することになりました。

次長の代わりに別部署から部長が配属されました。

この部長、上層部に決して媚びないことで有名な方で、ダメなものはダメとハッキリものを言う人のようです。

しかし、部長の人柄を知らないのか、先輩はいつもどおり周囲にどんどんと面倒なことを押し付け、自分はデスクで怠けています。

当然、部長のカミナリが落ち、先輩は部長からダメ出しの連打を浴びることとなりました。

先輩は自分の生い立ちを部長に語りますが、部長は意にも介さず、先輩にダメ出しを続けました。

現在、先輩は部長直轄となり、あくせくと仕事に取り組んでいますが、これまでの怠け癖がなかなか抜けず、苦労しているようです。

しかし、これまでの行いが良くなかったため、誰も手助けしてくれません。

私自身はというと、業界経験を活かしながらも、新しい企業に慣れるためコツコツ仕事に取り組んできたことが評価され、なんとか自分の居場所を作ることができました。

先輩はまだまだ苦労しそうですが、早く自分の居場所を作ってほしいなぁと思う日々です。

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