家族を認識できないのではなく、見えていない!? 精神科で知った事実/タオ

こんにちは、タオです。

若年性認知症の母が二件目の有料老人ホームにに入居してすぐの頃、 暴力をふるったり自傷行為が頻繁に見られるようになりました。今回はその頃の様子です。

前回の記事:ケアマネがかえられるって!?無知なままではやっていけない介護

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初対面の先生にそう言われて、戸惑いました。 見えていない...?

ジュースを差し入れしても気が付いて自分で飲めるし、食事も刻み食を自分で食べていました。

ただ、思い返せば、目で追うという事が少なくなっていました。

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母には、見えていない部分が大きくあるという事。

認知症の症状が頻繁に出る以前も、母本人から視界が狭くなってきたという事を聞いたことがなかったので、驚くばかりでした。

この日は先生が仰った事が頭の中でグルグルグルグルと周り続けていました...

うまく喋れない、反応がない、頭では認識できていない。

ずっとそう思い込んでいました。

せっかく会いに行っていたのだから、もっと顔を見せていれば...喜んでくれただろうに、 そんな事ばかり浮かびます。

「きっとこうなのかな」と思い込まず「何故だろう」と疑問を持つ大切さが、痛いほど身に染みました。

次の記事はこちら:まるで違う人...母が好きだから介護施設に会いに行くのをやめました

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タオ

北関東在住、母ひとり子ひとりで人生を適当に過ごしていたら、母親が若年性認知症になり生活が一変して四苦八苦することに。介護へのイメージが一変する出来事や、当時教えて欲しかったなと思う事を描いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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