失明原因となる緑内障。予防には「視野検査」が必要です/健康診断

pixta_23418340_S.jpg自治体や職場などで、毎年受けている人も多い健康診断(健診)ですが、そういった検査で は、どの程度精密に病気を診断できるのでしょう? 医療法人社団・同友会理事長の髙谷典秀先生に、最新の健診事情を教えていただきました。

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視野の範囲や欠落部の有無を調べる視野検査で、緑内障の進行具合を知る

日本人の失明原因の1位である緑内障の進行を確認するためには、眼圧検査に加えて、視野のチェックが必要です。視野検査は、視野計の内側に顔を固定して中心のマークを見つめ、周辺に出現する小さな光が見えたら、手に持ったブザーを鳴らし、視野の範囲や欠落部がないかを調べます。

◆視野検査
視野検査では、目を動かさずに見えている範囲での光の見え方を調べて、視野の欠け具合を調べます。また、視野の欠け具合や視野障害の程度から、緑内障の進行具合が分かります。緑内障は徐々に進行するため、定期的な検査が有効です。
●費用の目安(自費の場合)/3000~4000円
●検査時間5~10分

 

<緑内障での視野障害の進行>
緑内障になると、視野が狭くなったり、部分的に見えないところができたりする視野障害が発生します。初期の段階では、自覚症状はほぼ感じられないため、徐々に視野が狭くなり、進行すると見えない範囲が広がっていきます。

1805p053_01.jpg進行すると見えない部分が広がっていきます

 
取材・文/笑(寳田真由美) イラスト/やまだやすこ

<教えてくれた人>
髙谷典秀(たかや・のりひで)さん

医療法人 社団・同友会理事長、日本人間ドック健診協会理事、医学博士。年間50万件を超える健診を実施し、多くの企業 健保組合の産業医、保健指導 業務の支援を行う。

この記事は『毎日が発見』2018年5月号に掲載の情報です。
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