＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：濃姫
性別：女
年齢：44
プロフィール：18歳の娘と13歳の息子の母親。夫（47歳）の実家で義父（ 73歳）と義母（69歳）と半同居。
夫（47歳）の実家は小さな中華レストランを営んでいて、夫には双子の兄（47歳）がいます。
義兄は調理師専門学校を卒業後、他の店で修業。
現在は義父（72歳）と一緒に実家の中華レストランで調理師をしており、結婚にまで至るような女性との出会いもなくいまだに独身です。
楽しみはゲームと仕事終わりに行きつけの店でお酒を飲むことで、日頃から「結婚なんて面倒だから、俺は独身を貫く」と言っていました。
しかし、1年程前に義父が店を全面的に義兄に譲る宣言をしたことがきっかけとなり、義兄が結婚を意識するように。
そして、マッチングアプリで25歳の女性と付き合うことになったのです。
しかし、その女性は義兄のお金が目当てだったようで、数百万円を義兄から借りるとそのままゆくえが分からなくなってしまいました。
義兄はしばらく意気消沈していましたが、緊急事態宣言が緩和されると、行きつけの飲み屋に行き、友人（40代前半）に誘われキャバクラへ行ったらしいのです。
そして、あろうことか今度はその店のキャバクラ嬢（27歳）に恋をしたのでした。
恋愛経験が少なく、夢中になると周りが見えなくなるタイプの義兄は、彼女に会うために週の半分以上もキャバクラに通い始めたうえ、彼女から同伴出勤を頼まれると仕事を休んでまで付き合う始末。
仕事が終わってからキャバクラに通う分には義父も義母（69歳）も黙っていましたが、仕事をたびたび休む義兄に我慢の限界だった義父が文句を言いました。
後から聞いたのですが、そのときの義兄の反論は信じられない内容でした。
「俺は〇〇（キャバクラ嬢の名前）と結婚を前提に付き合っていこうと思っているんだ。だけど、〇〇はお父さんの手術費の借金があって、それを返すまではお店を辞められないんだよ！ だから、〇〇が1日でも早く店を辞められるように少しでも協力してあげないといけないんだ」
義父と義母は、まただまされているに違いないと、とても心配して、夫から義兄に話すよう頼んできました。
夫も前回多額のお金を持ち逃げされたこともあるし、心配だったのでしょう。
義兄を飲みに誘って二人で色々話したようです。
しかし、義兄の心を動かすような説得はすることができず、とりあえず店を休んでまで彼女の同伴に付き合うことはしないとだけ、約束してきたと言っていました。
私たち家族の心配は義兄には届かず、ウキウキしながら彼女に高額なプレゼントを買い、彼女にふさわしい格好をとブランドの洋服などを買っている義兄。
私たち家族は義兄には幸せな結婚をしてほしいと思う反面、まただまされているのでは...と、毎日心配な日々を過ごしています。
関連の体験記：夫の裏切りにショック...8歳と6歳の娘が「夫の名刺入れ」から抜いて遊んでいたカードの正体は...
関連の体験記：する気ないよね!? 「結婚前提」が口説き文句の元カレに2度もフラれた散々な思い出
関連の体験記：恋愛体質の派遣社員仲間が素敵な社員に猛アタック！ しかし、社内恋愛は意外なところでバトルに...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。
