「アベック? 死語ですよ」「ビデオに録るって?」若者アピールと揚げ足取りをする知人が面倒臭い

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:41
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。

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5年くらい前、地元のカフェに頻繁に通っていた時期がありました。

そのカフェは地元の常連さんが多く、行くといつも顔見知りの人がいて、気軽に他愛もない話ができるような場所でした。

そんな常連仲間の中に、20代後半の男性Aさんがいました。

Aさんは普段はいい人ですがお調子者の一面があり、お酒が入るとすぐに「自分は若い」アピールをする人でした。

カフェの常連さんは40代が中心だったため、20代の自分の若さに自信があったのでしょうか。

例えば、会話の中で誰かが「ビデオに録る」と言うと、「え!? ○○さんってまだテレビと別にビデオデッキを持ってるんですか?」とわざとらしく言うんです。

「いやいや、ビデオデッキは持っていないけど、今のテレビでって録画機能が付いてるよね、それで録画したんよ」

「なーんだ、ビデオなんて言うからびっくりしちゃいましたよ〜。ビデオじゃなくて、内蔵HDDレコーダーでテレビ番組を録画したっていうことですね。僕なんてテレビ全然見ないからな〜、情報はネットから取るんですよ」

Aさんはこんな感じで、自分が「古い」と思ったことに揚げ足を取ってきます。

確かにテレビ本体で録画をする場合は「ビデオ」ではないかもしれませんが、文脈から分かるはず。

わざわざツッコむようなことではないと思うのですが...。

あるときは、おもむろにCDを取り出して、年上の常連客にからみます。

「ねえねえ○○さん、これもらったんですけど、このフィルムどうやって開封するんですか? 僕、分からないんで開けてくださいよ〜」

その場にいた人が開けてあげると...。

「ありがとうございます、助かりましたよ〜。僕CD世代じゃないんでCDなんて買ったことないから開けたことなくて、もらったときはどうしようかと思ってたんですよ」

感謝するふりをして、わざとらしく年齢差をアピールします。

本当に開け方が分からなかったとしても、スマホで検索すれば済むのにと思ってしまいました。

そんなAさんも交えてみんなで話していたとき、誰かが「アベック」と言ってしまいました。

これはAさん喜ぶだろうなと思ったのも束の間、案の定Aさんはここぞとばかりに反応します。

「アベック? 何ですかそれ? 思いっきり死語じゃないですか! アベックなんて言ってる人、世界中で○○さんだけですよ〜」

思いっきりAさんが叫んだせいで言われた方は恥ずかしそうにうつむいてしまい、一瞬変な空気になってしまいました。

すると、その場にいた40代くらいの女性が口をはさみました。

「そんなことないと思うよ。アベックはフランス語だから、フランスやフランス語圏の国なんかではみんな言っていると思うけど?」

ぴしゃりと言ったんです。

いつも調子のいいAさんは思いもかけずに論破され、「そ、そうなんですか...」と気まずそうにしていました。

若さアピールする前に、自分の知識のなさをなんとかすればいいのに...そう思いつつ、心の中でその女性に拍手を送ったのは言うまでもありません。

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