夫が「劇的に変わった」。病気による私の生活改善が、夫婦関係にもたらしたもの

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:まー子
性別:女
年齢:38
プロフィール:重度アトピーの私は、生活全般を見直すことに。

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難治型アトピー性皮膚炎の私(38歳)は2021年4月に症状が大悪化した際に退職し、仕事が多忙な夫と一時離れ、5カ月間実家に帰省し療養生活を送っていました。

症状が落ち着いてきた11月、5カ月ぶりに東京の自宅マンションに戻り、夫(38歳)との共同生活を再開させました。

再スタートとなった共同生活は以前とは一変。

大きなところで言うと食事制限です。

身体本来の自然治癒力を回復させるために、基本三食自炊で外食はなし。

白砂糖、小麦粉、加工品、食品添加物等を排除した原材料と調理法を徹底した私に食事を合わせるため、普段台所に立たない夫は大変困惑していました。

そして、私の夫はアメリカ人です。

スーパーに行って原材料を読んで確認するのも一仕事なのです。

そんな中、私が週3日ほど外に働きに出ることになり在宅勤務の夫に夕飯作りをお願いしました。

最初は文句を言っていた夫でしたが、不器用ながらも限られた食材で料理をするようになり、それが意外にも美味しくてびっくり!

それでも私が戻った最初の2〜3週間は、生活環境の変化で症状が悪化してしまい、また生活の劇的な変化が原因でお互い喧嘩ばかりしていました。

正直あまりにもぶつかり合う毎日だったので、「夫婦生活を続けるのは難しいのかな」と考えることもありました。

しかし、私が毎日必死に症状を良くしようと頑張っている姿を見て、夫も少しずつですが私の症状を改善するために、健康的な生活習慣に変えてくれるようになったのです。

夫は完全な夜型でしたが、私が生活を朝方に変え、早朝に運動するようになってから夫も朝方に変わりました。

これは大きな変化でした。

洗剤や石鹸などの化学物質もほとんど使わなくなりました。

あんなに台所に立たなかった夫が、今では楽しそうに料理をするようにまで変化しました。

人って環境次第でいくらでも変わるんだな、と最近嬉しさを噛み締めています。

もちろん、今の生活は夫の全面的なサポートがあってこそ成り立っているので、毎日感謝は口に出して伝えています。

夫婦円満の秘訣って何だろう、と最近考えていますが、やっぱり日常の中でいかにコミュニケーションが取れているかなのかな、と思います。

まだまだ先は長いですが、これからも更なる健康を目指して夫と二人三脚していけたらと思います。

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