<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女
年齢:45
プロフィール:45歳、主婦です。
3人の子どもの出産と子育てに追われていた20年足らずの間に、私の体重はなんと10キロも増えてしまいました。
元々おしゃれが好きで、明るい色の服を好んできていたのですが、太ってしまってからは黒やグレーの服ばかり。
おしゃれもしなくなり、同じ服を着まわしてばかりいました。
でも本当は、昔みたいに明るい服を着て堂々と歩いてみたいな、と思っていました。
そこで2021年の夏、ダイエットに挑戦。
毎晩、料理をしながらビールを1缶飲む習慣があったのですがそれをやめ、お天気の良い日には毎朝30分のウォーキングをしました。
なかなか落ちなかった体重でしたが、3カ月かけてなんとか3キロほど減らすことができたのです。
時間はかかりましたが、じわじわと体重が減っていくのが嬉しくてがんばることができました。
たった3キロですが、少しお腹周りがほっそりしたように自分では感じられて、それがとても嬉しくて久しぶりに自分のために洋服を買いました。
たった3キロ落ちただけというのにすっかり調子に乗ってしまい、ついつい久しぶりの赤い服に挑戦したのです。
購入したのは真っ赤なサマーセーターと白いスカート。
少し若すぎるかなと躊躇しましたが、「いやいやせっかく痩せたんだし、私はもともと明るい色が似合っていたんだから!」といざ着てみるととっても良い気分!
思い切って買ってよかったと思っていたのですが、その姿を見た実母(70代)から「そのセーターは派手すぎ」と言われてしまったのです...。
若い頃は「さんたちゃんは赤い服がよく似合う」と言ってくれていたのに...。
でも、実母だからこそ正直に言ってくれたのかもしれないと思うと、すっかり似合っているつもりで着ていた自分が恥ずかしくなってしまい、そのセーターは翌日、高校生の娘にあげました。
娘がそのセーターを着ていると、夫(45歳)が娘を見てすぐに「かわいいセーターだね!」とベタ褒め。
いやいや、前日に私が着ていた時にはスルーしていたのに! 赤いセーターを着たのなんてもう10年以上ぶりでウキウキで着ていたのに!
実母も娘が赤いセーターを着ている姿を見て、とても嬉しそうです。
「やっぱりこれは若い子が着る服よ! とっても似合ってる!」
まさか娘がべた褒めされて複雑な気持ちになるとは...。
自分の娘ですから、やっぱり可愛らしいと思うし嬉しいのですけどね...。
多少痩せたからといって、元に戻るわけではないのだな、と痛感した出来事です。
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