「お前に味は分からんだろうが」寿司店で食事中、聞こえてきた嫌味な発言。ちらっと見てみると...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:53
プロフィール:外食が好きなアラフィフ兼業主婦。特にお寿司が大好物です。

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私は今年53歳になる母親です。

十数年前、旦那(54歳)と当時小学生だった2人の息子(現在23歳と19歳)とお寿司屋さんに食事に行ったときの話です。

私の地元には、雑誌にも取り上げられるような有名なお寿司屋さんがあり、そこはいつも予約しないと入れないような人気でした。

老舗というだけあり、建物も内装も立派でよく接待にも使われる場所でしたが、女将さんや従業員さんは家族連れにもいつも優しく接客してくれて、我が家でも「特別な日にはココ!」といった感じで予約するようにしていました。

その日も、ちょうど上の息子の小学校の卒業式の後で、お祝いというかたちで家族4人で訪れて、気分よく食事をしていました。

しかし、しばらくして襖を隔てた隣の部屋から男性の声が聞こえてきました。

「お前みたいなやつに味は分からんと思うが、食ってみろ」

「寿司はネタにだけむらさきをつけるんだ。シャリにつけるな。お前はそんなことも知らんのか」

声の主は年配の男性のもののようでしたが、あからさまに一緒に食事をしているだろう人に向かって、上から目線で文句を言っているようでした。

子どもたちも何を言っているのかはわからない様子でしたが、その声音が優しいものではないことを感じ取ったのでしょう。

「隣の人たち、喧嘩してるの?」

そう言って2人で不安そうに私たちを見てきました。

「大丈夫。喧嘩じゃなさそうだよ」

私と旦那でそう話したのですが、それ以上何と言って誤魔化そうか困ってしまい、顔を見合わせてしまいました。

もちろんお店は悪くなく、いつも通り子ども連れの私たちに対しての接客もよかったですし、お寿司もとても美味しいのに、隣の男性客のせいでせっかくの食事が台無しになった気分でした。

そもそも「味は分からんと思うが」なんて、一緒に食べている人の味覚など分からないでしょうに。

そう決めつけて相手を貶めたり、わざわざ醤油を「むらさき」といって通ぶったりする様子に私自身うんざりしてしまいました。

帰り際に、女将さんにお礼を言って退室しようとしたとき、少しだけ隣の部屋が見えたのですが、その声の主であろう方は小太りなスーツ姿の人で、下品そうにニタニタ笑いながらお猪口でお酒を煽っていました。

人は見かけで判断してはいけないとは常々思っているのですが、あまりにもドラマに出てくるような典型的な「嫌味なおじさん」という感じで少し笑ってしまいました。

ああいう人とだけは食事に行きたくないなと本当に思った経験でした。

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