怖くないよ〜布団においで! いつもはベタベタ甘えなくても冬に嬉しい猫のぬくもり/フニャコ

10歳のシニアの女の子スミちゃんと、2歳の男の子アヤちゃんの黒猫2匹と暮らすフニャコです。

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何をするにも寒くておっくうで、暖かい場所から出たくない冬。

私にとって、虫が出ないことぐらいしか良い所が思い浮かばない大嫌いな冬ですが、猫と暮らすようになって一番好きな季節になりました。

数年前に亡くなったぺーやん。

彼は寒くなると布団の上から乗っかってきました。漬物石状態です。

私が良い状態に漬かりそうな重さでした。

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5,5kgだった彼はまさに米袋。

布団の上に米袋、それが一番イメージにぴったりかと思います。

横に向いても上を維持するぺーやん。

苦しさもありますが嬉しさが勝っていました。

スミちゃんもアヤちゃんも膝の上には絶対来ず、どちらかというと人間にベタベタ甘えてくるタイプではありません。

甘えん坊だったぺーやんがお空へ行ってしまってから、深刻な猫との触れ合い不足に陥っています。

しかし! 冬になるとアヤちゃんが暖をとるために布団の中に入ってきて足を枕にしてくれたり...そういうラッキーな触れ合いが時々あるのです!!

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もはや猫との触れ合いに「好きだから、甘えたいから」などの正当な理由は求めません。

私は熱源で良いのです。

それで猫と触れ合えるのであれば! ええそうです、モテない私は開き直ったのです。

冬、万歳!!

アヤちゃんに好かれていて自ら布団に入って来てくれる娘と比べると、

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私の場合は難易度が跳ね上がります。

寒いからといって、すぐに来てくれるわけではないのです。

布団の中へ導くスキルと根気が必要です。

私には『くっつきたくて来る』ではなく、『暖かくて寝心地が良さそうだから来る』ので、まず来てくれる環境をととのえます。

アヤちゃんが現在、私に身体を預けて寝てくれるのは唯一、股の間です。

布団を大きく開き、「ここから入るんだよ」とアピールします。

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それだけではまず入ってきません。

その空間を股の間まで続くものにしなくてはいけません。

入口から膝あたりまで、アヤちゃんに布団が触れずスムーズに歩いて来れる道を作るのです。

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ここが一番の踏ん張りどころです!

猫はこういう時どうして迷うのでしょう。

入ろうか、どうしようか?と、悩むのです。

スッと入って来てくれることはほとんどありません。

長い時は数分その場で悩むのです。

しかしここで私が動いてしまっては水の泡です。

この苦しい状態のまま逸る気持ちを出さないよう平静を装って、時々声をかけて促しながら(※しつこく感じさせない程度の声かけで)ただひたすら入ってくれるのを待ちます。

そして2、3歩、歩を進めてくれれば次のステップへ。

まだここでの成功率は40%ぐらいなのです。

気に入らなければすぐ布団の横から去って行きます。とてもシビアです。

進んできているアヤちゃんに合わせ、布団を持ち上げていた片足を下ろしていき寝るスペースを作ります。

このタイミングがまた難しい。

太ももを跨いでくれたらほぼ成功でしょう。

もちろん絶対ではありませんが...。

足で作られた円に入り、足にもたれかかった背中の重みを感じた時の達成感といったらありません。

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動けない苦しさは時間が経つにつれ増してきますが、次いつ来てくれるか分かりません。

苦しさを上回る嬉しさで耐えられます。

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...このように猫にモテないため妙なミッションが出来てしまう冬ですが、冬しか味わうことが出来ない猫の重み。

存分に堪能したいと思います。

ちなみにこの記事を書いている前日は布団ロードを通過中に気が変わったのか出ていってしまいました...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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フニャコ

娘が小学生に上がる頃に猫2匹を迎え、絵日記ブログにて猫と家族との日常を更新中

フニャコさんのブログ:おそらくその平凡こそ幸せ

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