ついに実家までゴミ屋敷化...「物を捨てられない弟」が原因の情けない親子ゲンカ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:まるおじ
性別:男
年齢:53
プロフィール:専業主婦の妻と高校生、小学生の子供2人の4人家族の父です。この春、4年近い単身赴任生活を終え、自宅に戻りました。

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今年50歳になった3歳違いの弟の話です。

弟は子どもの頃からビンの栓や切れてしまった電球や乾電池など、他人からすればゴミとしか思えないようなものをため込む変なクセの持ち主です。

そのため、兄弟で同じくらいの広さの部屋を与えられていたのに、弟の部屋は足の踏み場もないような状態になっていました。

そして弟の収集癖は成長するとともに本やカセットテープなど、種類も増えていきました。

就職して会社の寮で一人暮らしを始めたときに、実家から収集物を全て持ち出したので実家の部屋はスッキリしました。

しかし今度は寮の部屋から荷物が溢れ出し、廊下にダンボールを並べるようになったため、管理人さんから実家に苦情が入ったこともありました。

そんな弟でしたが、10年前に独身寮の入寮期限が来たことから、会社近くでマンションを購入することになりました。

とにかく自分が今まで収集してきたものは捨てたくないからと、広めの収納スペースのついた2LDKの物件を選んだのです。

さすがに大量の荷物を入れてもまだ余裕があり、これでゴミ屋敷から卒業か、と兄の私も一安心しました。

ところが年に一度のペースで弟のマンションを訪ねる度に、空きスペースはどんどん少なくなり、数年もすると寝室はおろか、リビングまでもが物で溢れる状態になりました。

そして2年前、ついにマンションの部屋中が物で満杯になると、弟は収まりきらない収集品を詰め込んだダンボールを実家に送りつけるようになったのです。

ダンボールは次々と送りつけられ、私や弟の部屋だったところはあっという間に一杯こなってしまいました。

あきれた私が弟にいい加減捨てるか、トランクルームでも借りて自分で保管するように言ったのですが...。

「全て捨てることはできない物だし、トランクルームでは保管状態が心配だ」

などと言って全く聞き入れません。

いまだ独身の弟をかわいがる両親も何も言わないままだったので、私もあきらめて放っておくことにしました。

ところが1年前、母が溢れるダンボールにつまづいて転んで怪我をしてしまったのです。

軽症ですんだものの、さすがに危険を感じたのか、弟には黙ってダンボールの大半を処分してしまいました。

しかし実家に帰った弟がそれを知ってしまい、激しい口喧嘩のあと、お互いに口をきかない冷戦状態になってしまいました。

情けない親子ゲンカはその後もしばらく続いたものの、半年前に今度は弟が自分のマンションで、地震で倒れてきた荷物が当たって怪我...。

あれだけ収集物の処分を拒み続けてた弟もこのままではいけないと思ったのか、遂に断捨離を決意したようです。

その結果、足の踏み場もなかった部屋は、ようやく人並みより少し荷物が多い程度に改善されました。

人間痛い目に遭わないと変わらないとはこのことか、と思いつつ、将来は弟の遺品整理で大変な思いをすることがなくなりそうでホッとしています。

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