<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女
年齢:45
プロフィール:子育て中の主婦です。
私と夫は同い年、現在45歳の夫婦です。
私たち夫婦の他に高校生と中学生がいる我が家では、朝はテレビで情報番組を見ながら朝ごはんを食べて、それぞれ学校や会社に出かけていきます。
夫はこだわりなども特になく、とても穏やかな人です。
営業成績がついてまわる販売業についていて、今月は売れない、とか、今月は売れたから楽だ、などとよくつぶやいています。
そんなつぶやきを聞くと、家族のために頑張ってくれていて本当にありがたいなぁ、といつも感謝しています。
ある日、そんな夫が仕事から上機嫌で帰宅しました。
夫の話によると、その日は朝から出社時に信号に一つも引っ掛からなかった、お昼ごはんを先輩にご馳走してもらった、営業成績がとても良かった、といいことづくしの一日だったようです。
そして、お昼休みにトイレに行った時に、朝の情報番組の占いの中で「赤いものを身につけるといい」と言っていたことを思い出したのだといいます。
それで、ふと自分の下着を見てみると赤い模様があったことに気づいたそうです。
「これだ!」と思い込んだ夫。
大発見をしたと大喜びで、本当は日替わりの占いだったのですが、その日から毎日、夫は仕事に行く時は赤い色にこだわるようになりました。
販売業ということもあり、赤い色が自分にとってのラッキーカラーで、成績にも影響がある気がするそうです。
しかし、仕事の服装に赤色を毎日取り入れるのは難しいので、赤い下着を身につけるようになりました。
夫の下着を買うのは私の役目なので、私が赤い色の下着を買っています。
初めは赤い色の下着を見つけるのに苦労しました。
やっと見つけても派手すぎることが気になってしまったり、なんとなく恥ずかしいような気がしたりして、なかなか買えなかったこともありました。
結局、若者向けのファストファッションの店で夫の下着を調達するようになり、今では堂々と赤い下着を買えるようになりました。
夫の下着の引き出しは真っ赤っ赤です。
正直、下着の色で何が変わるんだ、とも思います。
でも、そんな小さなことも気にして全力で仕事を頑張ってくれている夫のまっすぐなところが大好きだし、「今日もいい成績を収められたよ! 赤いパンツのおかげだ!」と言っている夫は、やっぱりすごいなぁ...と尊敬してしまいます。
40代のいい歳をしたおじさんが赤いパンツを履いているのもどうなのかなぁ...と思いながら、赤いパンツを履いて頑張る夫を応援しています。
関連の体験記:理にかなっていることも多い!? 「従う」のではなく「利用する」私なりの風水活用法
関連の体験記:ここまで続くとさすがに...。妻が始めた「トイレ掃除」が我が家に呼びこんだ「思わぬ幸運」
関連の体験記:「あの名前、良くないんだよー」クラス全員の「姓名判断」をして得意気に批判するママ友...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。