認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の二人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は、「たかが半纏(はんてん)、されど半纏」をご紹介します。
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【最初から読む】姑と姑妹を在宅介護。両者の「紙おむつ」にまつわる葛藤/バニラファッジ
お義母さんが認知症になってからは、なにかにつけて姉妹喧嘩になっていた2人でしたが、お義母さんの何気ないひとことでおばさんの心が穏やかになるのがわかりました。
おばさんは車椅子生活になってからは、半纏を着ると腰回りがかさばるため着ることはありませんでした。
半纏は2人が若い頃に着ていた着物を母親が作り替えたもので、たしかに高齢者が着るにはやや派手な色合いでした。
おばさんにとっては、母親の形見のような大事な半纏だったかもしれませんが、お義母さんが着ることを受け入れたようでした。
とにかくなによりこの結末に1番ほっとしたのは嫁でした(笑)
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