「シミはレーザー処理!」と甘く考えていた若い頃の私を殴りたい...アラフォーで払う日焼けの代償

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:43
プロフィール:子供が2人いる(小学生高学年と低学年)いるパート主婦です。

「シミはレーザー処理!」と甘く考えていた若い頃の私を殴りたい...アラフォーで払う日焼けの代償 41.jpg

毎日鏡を見るたび、ため息が漏れてしまいます。

その原因は、顔にできた無数のシミです。

はじめは小さいポツポツだったものが、やがて手を結びあったのかなんなのか、いつのまにか大きく広がり、直径5mm程度に。

それが頬やら目じりやら、瞼やらに複数できています。

老化なので嫌がらず加齢を楽しもうと思うのですが、もっと若い頃に気を付けていたらと思わずにいられません。

なぜ若い頃気を付けていなかったのかというと、「シミがいっぱいにたまったら、一気にレーザーでってしまえばいい」と思っていたからです。

10代、20代前半まで海やプールに行くときはさすがに日焼け止めを使っていましたが、日常はそこまで日焼けを気にしていませんでした。

20代中盤から、やっと日焼け止め入り化粧下地を使い始めたくらいです。

そんな状態でしたので、20代後半になると今までのツケの払いが来たかのうように、シミがぽつぽつ目立つようになりました。

「来てしまった!」と思い美白化粧品を手にしようと思っていたときのことです。

当時勤めていた会社で仲が良かった女性の先輩(当時30代前半)が「私はシミをためておいて、ここぞってところでレーザーで全部取るって決めてるんだ!」と教えてくれたのです。

「そうか! レーザーでってしまえばいいんだ。なるほど!」と思った私。

当時私は独身で、お給料は自分の好きに使えましたから、レーザー代くらいは払うことができました。

そこで、私もいつかレーザーで一気にろうと美白ケアもそこそこに、ただただシミが増え続ける生活を送ったのです。

そして40代となった今どうなったか。

パートで働き、子どもができてからは食費やら服やら教育費やらレジャー費やらとお金がかかるため、このなけなしのパート代を自分で使うこともできません。

むしろ、家計のためにフルタイムで働けないか就職活動をしている状態です。

当然、シミりレーザー代なんてどこにもありません。

そして、同じくシミとりレーザーをすると言っていた先輩も、結婚して子どもを持ち、同じく経済的な理由でレーザーできずにいます。

そうです、ネックは子育て世代の経済事情でした。

若い頃に戻れるなら、日焼け止めをし、美白を頑張ったのにと思ってもどうにもなりません。

もしくは、独身時代にシミりレーザー代を貯めておけばよかったのでしょう...。

若い人に言いたいのは、問題を先送りにするのはよくないということです。

「先」は今の状況と違うことが多々あります。

気づいたときから今やれる努力しましょう!

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