こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
前回の記事:「ワシはまだまだ元気」と介護中の義父は頑固。ショートステイ利用を説得するには?/山田あしゅら
次男次郎の結婚式への出席を義父自身どうしたいと思っているか?
尋ねた答えは...
私たちもこう答えることはある程度予想していたのですが、現実問題として義父がほぼ1日かかる結婚式に耐えられるかというと十中八九「無理」と言わざるを得ないのです。
ただ『冠婚葬祭』は昔人間の義父にとって義理を果たす大事な場であるとともに唯一残された晴れの場でもあります。
同居の孫の結婚式とあれば尚更のことでしょう。
おそらく現実と理想のはざまで頭の中はごっちゃ。
自分でもどう答えて良いのか判断つきかねている状態だったのだと思います。
こちらから「出席したいか?」と聞いておいてやめるように進言するのもおかしな話ですが頭ごなしに「じいちゃんに結婚式出席は無理でしょ?」と最初から決めつけてしまうと、まとまる話もこじれかねません。
高齢の義父にとって考えをまとめるにはややこしい話です。
結論が出るまで多少時間はかかりますがその辺はじっくりと...。
最初は半分『その気』だった義父も次第にトーンダウンしてきました。
数年前なら
と言いかねなかった義父ですが
最近変わってきたように私も感じていました。
そこで『ちょっと性急かも』と思いつつショート利用の核心に切り込んでみたのです。
ポイントは、
決して義父が邪魔だからショートへ行ってもらうわけではないということ
1日家を空ける結婚式の最中に義父の身に何かあっては大変だということ
などなど、あくまでも『義父主体』を強調することです。
本心は
私たちが安心して結婚式に臨みたいだけなんですけどもね(笑)
するとすんなり
「はな子の様子もみられるし」という大義名分つきでしたが、無事、説得は成功であります。
もちろん
ケアマネおーさんに翌日速攻で手配をお願いしたのは言うまでもありません。
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
【まとめ読み】義父母の介護での「事件」満載!山田あしゅらさんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。