<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:45
プロフィール:寒さに弱い私。気温が下がってきたので、手足の冷えがツラいです。夜は毎日、湯たんぽが欠かせません。
私は45歳、一つ年下の夫と10代の娘と3人暮らしです。
義母は夫を亡くしてからは、一人暮らしで、安否確認も兼ねた電話は毎週末、1〜2カ月に1度程度はお互いに行き来しています。
つかず離れずの程よい距離感で生活しているためか、義母と私は、普段は仲良しと言ってもよいほど。
しかし、なぜかたまに義母に対してイラッとしてしまうことがあるのです。
特に、義母が我が家にやってきた時に多い気がします。
先日、義母が我が家に遊びに来た時のことです。
義母が、ちょっとした不満を直接私に言わず、夫や娘に愚痴を漏らすことにイライラしてしまいました。
大した内容ではなく、包丁の切れが悪い、料理の味付けが濃いなど些細な愚痴です。
義母自身は、文句を言っている自覚はないのかもしれません。
しかし、夫や娘に言っているところが偶然聞こえてしまったり、娘から「さっきおばあちゃんがこんなことを言っていた」と伝え聞いたりするのは嫌なもの。
義母の家にいる時には、義母が私の愚痴を言うことは無いように思います。
しかし我が家は義母にとって自分のテリトリーではないため、気に入らないところが目につきやすいのかもしれません。
私に直接言ってくれれば、すぐに包丁を研ぎ直すことも、料理の味付けをやり直すこともできます。
私がイラッとするのは、私ではなく夫や娘に言うこと。
遠慮しているせいなのかとも思いますが、陰で言われる方がよっぽど気になります。
普段から仲は良いですが、義母にズバリと「文句があるなら直接どうぞ」と言えるほどの親密さはありません。
実の親になら言えることでも、義母が相手だと角が立ちそうで言えないのも事実。
義母は優しい物言いの人なので、私に直接文句を言うことはあまりありません。
しかし、直接愚痴を言うほどには、私に心を許してくれていないのかもと、寂しく思う気持ちもあるのです。
好きになって結婚した大切な夫の母であり、かわいい娘を大事にしてくれる義母。
私だって義母にイラついたりせず、いつも優しく接したいと思います。
義母とは適度な距離感で良い関係を築いていると思っているのですが、たまにこういうイライラの原因になることが起こります。
我が家は同居していないのでこの程度のモヤモヤで済んでいますが、同居している家庭の義母と嫁だったらもっと関係がこじれてしまうかもしれません。
こういう時が、義母と嫁という関係性の難しさを実感する瞬間です。
私が我慢すればよいのでしょうが、やはりモヤモヤしてしまうのです。
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