「か弱い命なんだから」悩んでいた時に目が覚めた母の言葉/宮路ひま

「か弱い命なんだから」悩んでいた時に目が覚めた母の言葉/宮路ひま 小さな怪獣kansei.png

宮路ひまです。
明るい柴犬、どんぐりとの暮らしを毎日まんがに描いています。

前回のエピソード:周囲の悪気のない言葉で「育犬ノイローゼ」。そんな人に伝えたいこと

 

「本や他人の言葉に惑わされて育犬ノイローゼに陥らないで!」と前回書きましたが、
かく言う私もどんぐりが子犬の頃は若干育犬ノイローゼに陥っていました。

どんぐりは子犬の頃から自己主張がとても強く、
先代柴犬ぺっちゃんとは何もかもが違っており、
ブログなどで外に発信している分、良い悪い・悪気のあるなし含めて、通常よりもたくさんの意見が寄せられて混乱したためです。

軸がブレブレのまま「しつけが、トイレが」と試行錯誤していた中で、今でも覚えている印象的な母の言葉があります。

それは、

「まだ生まれて何年も経っていない、
自力ではお水にすらありつけない か弱い命なんだから、
広い心で成長を見守ってあげようよ」

といった内容で、母としては私に諭すためというより、なんとなく思った事を口にしただけでしたが、私はたしかにその通りだなと目が覚める思いでした。

 

自分たちが望んで家に迎え入れ、お水すら自力では用意できない。

そんなか弱くて小さな怪獣に焦って叱ったりしつけたりするよりも先に、とにかく愛情を注ぎまくって大事に守ってあげなきゃ!という強い愛おしさが芽生え、張り詰めていた気持ちもしだいに緩んでいきました。

 

その後、イタズラは叱りつけるよりも工夫して予防するようにシフトさせ、
犬を猫可愛がりしているうちに、あっという間に子犬は成長し、困っていた問題行動も落ち着きを見せ始めました。

 

ちょっと考え方を変えるだけで、心に余裕が生まれ、生活も変わったのでありました。

次の記事はこちら:手が大きいと大きく育つ、は本当!?子犬の「手の大きさ」とサイズの関係

こちらの記事もおすすめ:破壊神!?子犬との生活でオススメしたい心構え

◇◇◇

宮路ひま

小さな頃から動物好き。17年間ともに過ごした先代の柴犬・ぺっちゃんとの別れを期に、思い出を形に残そうと考えることに。
やがてやってきた2代目柴犬・どんぐりのおバカな行動に振り回されながら書き始めたブログで、ライブドア公式ブロガーに。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

宮路さんのブログ:「柴犬どんぐりコロコロまんが日記」
ツイッター:@donguriroll

 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP