「おい! 帰ってこい!」息子を連れて逃げたアパートへDV夫が突然訪ねてきて.../chii

モラハラDV夫との異常な結婚生活を振り返っています。

いろんなことを乗り越えて、今やっと平穏な暮らしを取り戻すことができました。

本当に波乱万丈な結婚生活だったのですが、その中でも忘れられない出来事を書いていこうと思います。

【前回】過食症に悩む娘。あの時、助けてあげられなかった後悔は今も.../chii

【最初から読む】モラハラ結婚生活から熟年別居に至るまで。新婚旅行先のハワイで夫は豹変した/chii

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夫の元から逃げて、息子と暮らし始めたのはワンルームのアパートでした。

新しい物件で、室内はとてもきれいでしたが、6畳一間でロフトはあったけど二人で住むには狭すぎました。

当時息子は中学3年生、思春期真っ盛りで、今思い出してもいろいろありました。

最初に用意したのは、テレビと冷蔵庫、これはオークションで中古品を買いました。

布団を2組、これは枕と3点セットの安いものを購入、眠れればなんでもいいと思っていたけれど、冬は寒くてちょっと後悔しました。

毛布、洋服、机、タオル、衣装ケースなど細かいものは、元わが家から徒歩と自転車でセッセと運び、無事引っ越しは終了。

夫から逃げた安堵感もあったけれど、2人でやっていけるのか不安もありました。

逃げてから3日目くらいでしょうか、夫からスマホにジャンジャン電話がかかってきました。

夫はいつもの家出だと思っていたのかもしれないです。

無音にしていたけれど、あまりにしつこいので、電話に出た日もありました。

「何してるんだ? 早く帰ってこい!」といきなり怒鳴られました。

「もう帰らない、2人で暮らしていくから」と夫に伝えましたが電話がこない日はありませんでした。

スマホを見ると、着信20回なんてこともざらでした。

息子にも、夫は帰ってこいコールをしつこくかけてきました。

夫は、お金で息子をつろうとしたのです。

「お父さんといれば、大学も行けるし、車の免許もとらせてあげるし、お小遣いもあげる、だから帰ってこい」と説得したようです。

息子の気持ちは、揺れていました。

こんな狭い所で、母親と暮らすより、元わが家に帰れば自分の部屋もあります。

当時は、狭い部屋で母子2人暮らし、よく喧嘩をしました。

私は息子と喧嘩をすると、「お父さんの所へ帰れ!」と心にもないことを言ってしまったものです。

その後、息子はたびたび元わが家に帰り、泊まってくることもありました。

夫はお小遣いをあげて、美味しいものを買ってきて、とても優しくしてくれたようです。

父親と母親の間を行ったりきたり。

でも、それもいいかなと思っていました。

お金の不安もありました。

私は、パートの時間を増やして、夜はダブルワークを探す準備をしていたのですが、そこにタイミングよく知り合いからパソコンでできる副業を紹介してもらったのです。

昼間はスーパーのレジで立ち仕事、夜も働くのは体力的に無理かもしれないと思っていたので、家でできる仕事は本当に助かりました。

ワンルームでは、息子が下で寝て、私はロフトにあがって寝ていたのですが、年頃の男の子と暮らすには、ずいぶん気を遣いました。

私は息子の勉強を邪魔しないように、夜には散歩に出たりしていたし、息子は息子で気を遣ってくれて、私の仕事が休みの日は、図書館で勉強していました。

元わが家に、たびたび帰っていた息子ですが、「やっぱりあの人はダメだ、頭がおかしい」と言いだし、ぷつりと帰るのをやめてしまいました。

押さえていたモラハラが爆発したのだと思います。

モラハラ夫はそう簡単に変わる人ではありません。

着信はあっても無視し、穏やかな日々が続いていたある日、夫に居場所がバレてしまったのです。

私と息子の郵便物だけを転送する手続きをしていたのですが、郵便屋さんのミスで新しいアパートの住所が記載されている郵便物を元わが家のポストに入れてしまったようなのです。

夫は突然訪ねてきました。

洗濯ものを見て、私たちがどの部屋に住んでいるのか、わかったようです。

ドアホンが鳴る恐怖、画面を見ると、「おい!○○帰ってこい!」と怒鳴る夫がいました。

息子の名前を叫び続ける夫が怖くてガタガタ震えました。

わかった、帰るからおとなしくしてと息子がさとすと、のこのこと帰って行った夫です。

せっかく夫の元から逃げたのに?

これからどうすればいいのかと思った夜でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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chii

モラハラDV夫の家を飛び出し、7年目のchiiと申します。離婚には応じてもらえずに、現在も熟年別居中です。つい最近、共に暮らしていた大学生の息子が自立をして一人暮らしになりました。某スーパーでサービスカウンターの仕事をしています。パートなので生活は楽ではありませんが、結婚生活が地獄だったからこそ、現在の一人の時間に幸せを感じています。別居直後から書き出した「60代小さく暮らす」お一人様の老後がテーマの「お茶のいっぷく」を書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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