様子が変!66歳の義父が脳梗塞で救急搬送された日の恐怖

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ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のママです。私が36歳のときに同居する66歳の義父が脳梗塞で倒れ、病気という恐ろしさを痛感しました。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

結婚話が持ち上がった27歳のとき、二世帯住宅を建てることになりました。義両親とうまく付き合っていけるのか不安でしたが、10年が経過した今は、育児の協力を得られることができ二世帯でよかったと感じています。

第一子が誕生したとき義父は60歳、義母が53歳でした。義父はちょうど定年の年でしたが、身体も元気なので65歳まで働くことにしたようです。

義父はボイラーや溶接などをおこなう技術者。おもに外で働く職業のため、身体が資本です。20歳で入社して約30年間、ケガをすることはあっても大きな病気をしたことがないというから驚きます。若々しくて元気な義父の姿を見て、私も見習わなくちゃ! と尊敬の眼差しで見ていました。

しかし状況が変わったのは義父が定年退職した65歳のときです。汗をかいて働いていた毎日から一変し、家でゴロゴロするのが日常になっていきました。一日じゅうテレビを見ていることもあり、義父らしくないなと少し寂しい気持ちにもなります。

自分の時間が持てるのはうれしいことです。ただ、あまりにも生活が変わり過ぎた義父の姿を見て「若々しさが失われていきそう......」と心配にもなりました。

私の心配は思いもよらぬ形でやってきました。義父の様子がおかしいと感じたのは、今まで行くことのなかった「眼科」へ通院するようになったことです。「最近目がかすむ、年だな」と言いながら通院する義父。年齢のことだから仕方ないのかな、と思う反面ほかに原因があるのでは? と少し気になっていました。

眼科では病気を指摘されることはなく、目薬を処方されるだけです。しかしそれが大きな病気の前ぶれだとは誰も予想がつきませんでした。

 

眼科へ通院し始めてから約半年後のことです。平日の午前中、私は洗濯物を干すため2歳の娘を義父にみてもらっていました。すると娘が私にこう言うのです。「じいじ、なんかへん」と。

急いで義父の様子を見にいくと、ソファーにすわって青ざめた義父の姿が目にはいりました。意識はあるものの話しかけても応答がありません。あきらかに様子がおかしいのです。義父が病気かもしれないと感じた瞬間、ドッと冷や汗が出てきました。

焦りと不安、恐怖が一気におしよせてきます。

しかし「私がなんとかしなくてはならない」という使命感に駆られ、気持ちを落ち着かせながら救急車を呼びました。震える右手を左手でささえながら、119と番号を押し義父の状態を伝えます。

けたたましく鳴り響く救急車のサイレンが自宅に近づいてくるのが分かります。私は娘を連れ、義父と3人で救急車に乗り込みました。

診断の結果は「脳梗塞」でした。迅速な処置のおかげで、手術を要することもなく点滴治療ですんだのが幸いでした。

現在義父は67歳です。自宅で元気に過ごしています。あのとき、私が家にいなかったら今頃どうなっていただろうか。考えただけで恐ろしいです。

脳梗塞を発症するまえに目に不調をうったえる患者さんもいる、と医師が言っていました。軽視しがちな病気のサインを見逃さない大切さを痛感します。

病気知らずの義父が病気をするなんて想像もつきませんでした。年代を問わず、いつ病気がおそってくるか分かりません。そして「人と人が助け合うことで救える命がある」ことも身をもって感じた体験になりました。

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