母は天国、父は地獄...両親を見送った経験を糧に、60代の私が真剣に向き合う「終の棲家選び」/chii

おととし別居中の夫を亡くし、現在はワンルームマンションに住んでいます。

前期高齢者となり、終の棲家のことを考えるようになりました。

【前回】「かごの中の鳥」を卒業して。65歳、自由になった私が、思い出深い熱海を一人旅して感じたこと

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今、住んでいるマンションはとても快適です、エレベーターもあり角部屋なので窓が二つあり、太陽の光も十分差し込み明るい部屋です。

駅から徒歩15分で42000円、家賃も安い方だと思います。

ただ、オートロックで管理人さんもいないため、自分に何かあった時、誰にも気が付いてもらえないという恐怖があります。

ここは終の棲家ではないかも?と思うようになりました。

私は自分の両親の終の棲家を実際に見て、天国と地獄を見てきました。

母が要介護5になり入居した特別養護老人ホームは、まるで天国のようだと感じたのです。

食堂には何もできなくなったと思われる重症の認知症患者が何人もいらっしゃいましたが、皆さん何をするでもなく、ボッーとテレビを見ていました。

その表情がとても穏やかだったのです。

電灯はオレンジっぽい色で、そのせいか空気が穏やかに流れていくように感じました。

母は自室で、最期の時を迎えました。

コロナ禍だったので、看取ることはできずに、それは残念に思っています。

13年前に亡くなった父は、ここは地獄か?と思わされるような劣悪な病院で最期を迎えました。

あちこちの病院を転々とし、最後に入院した病院はとても劣悪な環境だったのです。

父のお見舞いに行くと、あちこちからうめき声やわめき声が聞こえてきました。

廊下は糞尿の匂いで充満し、開けっ放しの病室には、ただ眠り続けている高齢者の姿がたくさん見えました。

ここは姨捨山か?とさえ思ってしまいました。

父は最期の時まで、家に帰りたい家に帰りたいとつぶやいていました。

義父の場合もそうです、もう一度帰りたいと言いながら旅立っていきました。

理想は自宅で、家族に看取られながら逝くこと、でもなかなかそうできない現実が多々あると思います。

やはり終の棲家選びは大変重要だと考えます。

老人介護施設に入居するにしても、選ぶ場所によっては雲泥の差があります。

私は、できれば介護施設には入居したくないです。

そのためには、病気をしないこと、認知機能がしっかりしていることが必須になります。

今できること、ウォーキングやバランスの取れた食事、十分な睡眠、そしてストレスをためない等々実践していきたいと思います。

終の棲家に関しては、最近公営住宅に住みたいと考えるようになりました。

まずは応募してみようと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

chii

モラハラDV夫の家を飛び出し、10年目のchiiと申します。離婚には応じてもらえずに、現在も熟年別居中です。つい最近、共に暮らしていた大学生の息子が自立をして一人暮らしになりました。某スーパーでサービスカウンターの仕事をしています。パートなので生活は楽ではありませんが、結婚生活が地獄だったからこそ、現在の一人の時間に幸せを感じています。別居直後から書き出した「60代小さく暮らす」お一人様の老後がテーマの「お茶のいっぷく」を書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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