勝手に連名で結婚祝いを送り...え? 3万円? 非常識な先輩にモヤモヤ

麻衣子さんは同じ茶道教室に通う方からに突然「あの子の結婚祝いを連名で送ったから」と言われてビックリ。結婚したのは同じ教室の生徒ですが、そもそも結婚のことは知らなかったし、お祝いの相談も受けていなかったからです...。
※実際に身の回りで起きた実体験エピソードに基づき構成しています。

勝手に連名で結婚祝いを送り...え? 3万円? 非常識な先輩にモヤモヤ 2.jpg

同じ茶道教室に通う朝子さん(54歳)は専業主婦で、夫は薬品会社勤務。

身ぎれいにされていて声のトーンも穏やか、茶道の所作も美しく、見習いたいなと思っていました。

しかしその朝子さんから唐突に「美和子ちゃん(29歳)の結婚祝い、私、ウェッジウッドの食器が好きだから、ティーカップのセットとお皿にしたからね」と言われたのです。

(え? 美和子ちゃんが結婚!? しかも自分が好きなブランドを結婚祝いに選んだんだ...)

と私は驚きつつ、「美和子ちゃんが結婚されるって、全然知らなくて...」と返答したところ、「お見合いしたんですって。お相手、弁護士さんらしいわ。どの食器を送ったかメールするから確認しといて」とのこと。

「お祝いですし、半分出しますね」と答えはしましたが、連名で品物を送る場合、事前に相談するのが当たり前ではないでしょうか...。

朝子さんは常識のある方だと思っていたのに、事後報告なのが納得できません。

その後、朝子さんから送られてきたメールで、プレゼントの食器が3万円もすると分かって、再度ビックリ。

(高っ...! こんなに高いのに、事前に声もかけてくれないなんて、非常識すぎる...。)

数日後、美和子ちゃんから結婚祝いのお礼のメールが届き、「お仕事は続けますが、茶道教室はしばらくお休みするので、内祝いは郵送しますね」と書いていました。

それにしても、朝子さんの一連の行動が理解できません。

今まで結婚祝いはいろいろとしてきましたし、友人と連名でお祝い品を贈ったこともありますが、今回のようなことは初めてです。

まず、なぜ連名なのか? 朝子さんが個人でお祝いを贈ってもよかったのでは?

私は美和子ちゃんから結婚の報告を受けてから、美和子ちゃんが喜びそうな品物を自分の予算(1万円以内)で贈りたかったです。

朝子さんは食器を選んだけど、私は結婚祝いで食器を贈るのは少し冒険な気がします。

私だったら、結婚したら自分の好みの食器を揃えたいと思うから...。

茶道教室で同じ時間にお稽古するメンバーは、あと他に3人います。

(その方々ではなく私と連名にしたのは、私が一番年下で「NO」と言わないと思ったから?)

私たちは茶道教室で出会ったわけですが、茶道を通して学べるのは、季節や自然を大切にすること、本質を見極めて物を大切にする心、周りへの心配りを持てることなどではないでしょうか?

それなのに彼女の行動は、相手への思いやりが欠けているのでは?

結局、次のお稽古の時に、結婚祝い品の半額の1万5000円を朝子さんにお渡ししました。

お祝い事だし、もう考えないようにしようと思うのですが、彼女の一連の行動が腑に落ちず、いまだにモヤモヤしています...。

関連の体験記:他界した祖父からのメッセージ!? 今思い出しても不思議な「ある出来事」
関連の体験記:旦那に「死んでくれ」と願う友。でも口先だけで離婚しないのは結局「旦那の金」が目当てだからでしょ?
関連の体験記:え...暗がりで押し倒される!? 恐怖の「派遣社員イジメ」を行う40代独身女の正社員が嫌すぎる

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

著者:麻衣子
30代半ばの派遣社員。趣味はサイクリングとキッチンハーブを育てること。

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP