<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女
年齢:50
プロフィール:週5日パート勤務の主婦です。50歳になり更年期かと思うことが増えました。最近ハマっているのは「温活」です。
2022年1月で50歳を迎えてから老いを身近に感じます。
なんだか70代がすぐ近くにあるような感覚です。
そんな私ですが、最近思うことがあります。
「まだいいや、と思わず、思い立ったときに行動してください」
ということです。
例えば、仕事や出産などです。
まずは仕事。
私が就職活動をしていた頃はバブルでした。
苦労することなく内定を手にして、本当は何の仕事をしたいのか見失っていたように思います。
会社を決めたのは、仕事内容よりも年間休日数や福利厚生が理由でした。
大企業で充実した日々を送っていましたが、昔から本が大好きだった私は、本当は出版関係の仕事に就きたかったのです。
「なぜ、新聞社や出版社に就職しなかったのか」
あの頃の私にそう言ってやりたいです。
文学部にいたのになんで一般企業に就職したんだ? って。
その後、出版関係に携われるのではと思い、通信教育で校正(文字の間違いなどを指摘する仕事です)の講座を受講しました。
でも、独学では思うようにいかず、挫折してしまいました。
出版はダメでしたが、「医療」にも関心がありました。
そこで「医療事務」の通信教育を始め、学校に3か月間通い、資格を取りました。
結婚を機に27歳で退職し、結婚後は資格を活かしてクリニックでパートを始めました。
パートなのでお給料はガクッと減りましたが、仕事は面白かったです。
もっと早くから真剣に考えていたら、出版関係の仕事に就けたかもしれないのに...とは思いますが。
また、うちはなかなか子宝に恵まれなかったので、パートをしながら不妊治療を始めました。
病院を変えたり、治療をお休みしたりして、結婚10年目、私が36歳のときに出産しました。
そして50歳の今、娘は中学生(13歳)です。
「あと10年若かったら」とたまに思います。
不妊治療ではお金がかかりました。
治療はゴールが分かりませんし、毎月毎月、結構な出費です。
もう貯金がなくなってしまう...と諦めかけたときになんとか妊娠。
大喜びしましたが、自然妊娠の方とはスタートから金銭的な余裕が違い過ぎて、かなり焦りました...。
出産を機に勤めていたクリニックを退職しましたが、子どもが1歳になってすぐに仕事を探すことに。
幸い医療事務のキャリアと資格ですぐにパートの仕事が決まり、今は勤めて12年になります。
年齢なんて関係ないことは多いですし、やりたいことがあればいつでも挑戦できるでしょう。
でも、期限があることが存在するのも事実です。
実際、今の私は更年期と思われるトラブルに見舞われていて、仕事も遊びも無理ができなくなりました。
こんな状況になると「いつでも挑戦できるよ」とは言いづらいものです。
やりたいことがあれば先に延ばさないで、ぜひとも今すぐにチャレンジしてください。
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