仮免の試験に落ちた回数はなんと5回...一生受からないと思ったアラフォー免許取得奮闘記

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:41
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。

仮免の試験に落ちた回数はなんと5回...一生受からないと思ったアラフォー免許取得奮闘記 74.jpg

私は30代後半で10歳年上の夫と結婚しました。

夫は車が趣味で、中古で買ったこだわりの古い車でドライブをするのが大好きです。

2人で車で長距離の旅行に行くこともよくあります。

私は免許を持っておらず、車で旅行もしたことがなかったので、長距離のドライブがこんなに楽しいものかとびっくりしました。

しかし、いくら運転が楽しいとはいえ、疲れてしまうのも事実。

旅行で長時間の運転を終え家に着くと、夫は毎回ぐったりしてしまいます。

もし、私が運転できたら途中で交代できるのにな...。

それに、夫みたいに運転ができたら自由にどこにでも行けて便利だな...私もうちの車を運転してみたい!

そう思った私は、アラフォーにして一念発起し教習所に通うことを決めましたが、夫は心配なようでした。

「本当に行くの? マニュアル車の運転って想像以上に難しいし、うちの車は運転しにくいと思うよ...」

「大丈夫! 今ちょうどキャンペーン中で、40歳未満の人なら定額で技能講習受け放題だから、ゆっくりがんばればなんとかなる!」

やる気満々の私でしたが、いざ技能講習が始まると、夫の言った通りマニュアル車の運転はとても難しく、全く進みません。

頭では分かっていても、クラッチを踏む微妙な力加減のコツが掴めず、ハンドル操作をしながらのギアチェンジも思ったように手足が動きません。

「家の車がマニュアル車なんて、かわいそうにね〜。旦那さんが車好きなら買い換えるってわけにもいかないしね」

あまりのできの悪さに、教官にも同情される始末でした。

やっとの思いでこぎつけた仮免も、失敗続きで一向に合格できません。

一緒に試験を受けた若い人たちが一回で合格していく中、なんと5回も仮免試験に落ちてしまいました。

受かったときも、たまたまうまくいっただけで、上達したとは全く思えませんでした。

一生受からないかと思い、教習所を辞めることも本気で考えたこともありました。

仮免に受かった次は路上です。

思い通りの運転ができない中で公道を走るのはとても怖く、講習は毎回緊張の連続で、終わった後は本当に疲れます。

それでも回数を重ね、なんとかやっと卒業検定までたどり着くことができました。

このときは本当に、技能教習受け放題のキャンペーン中でよかったとしみじみ思いました。

もし、追加料金がかかっていたらと思うと本当に恐ろしいので。

卒業検定はあらかじめ何パターンかのコースが決められていたので、自転車でコースの下見に行って写真や動画を撮りました。

そして、運転の注意事項を書き込んだオリジナルの地図をつくり、頭の中で何回もシミュレーションをして臨みました。

その甲斐があってか卒業検定は2回目で合格できました。

そして元からペーパーテストは得意な方だったので、学科試験は一回で受かりました。

こうして晴れて運転免許が取れたわけですが...教習のでの落ちこぼれの日々がトラウマになり、怖くてまだ一度も運転をしていません。

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