<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:47
プロフィール:寒くなってきたので、体が温まる美味しいレシピを開拓中。鍋料理のバリエーションを増やすのがこの冬の目標です。
私は47歳、1歳年下の夫と、10代の娘の3人家族です。
5年ほど前に同僚から暴言を吐かれました。
今でも自分のなかではうまく飲み込めていないことなので、こうして思い出すだけでも腹が立つし、悲しくなります。
当時、私が所属していた課では部内システム管理と運用を担当していました。
部内の人が円滑に業務を行えるよう支援する業務が中心です。
部内の人がそれぞれ担当している仕事を進めるうえで、何か困ったことが出た場合に真っ先に問い合わせるような、サポートデスク的な存在でもありました。
社内のインフラに関わる専門的な知識を必要とする業務内容も多かったので、配属された当初は戸惑うことも多かったものの、私は自分の担当している仕事に誇りを持って従事していました。
所属していたチームでは、作業系のタスクが発生した場合には、担当者が決められて主に進捗管理を担当します。
実際の作業が必要になると、チーム内の手が空いた人が協力しあって進めることになっていました。
あるとき、私がメイン担当だった業務の作業をする必要が出たので、私はメンバー全員に「手が空いている人はお願いします」と声をかけました。
もちろん、余裕がある人だけが協力すればよいルールです。
しかし、そのときチームリーダーだった当時40代半ばの同僚男性Aさんに「この忙しいときに、そんなしょうもない仕事を優先させると思う?」と言われたのです。
吐き捨てるような口調に、私はもちろん、周囲にいたチーム内のメンバーも唖然としました。
ちょうどそのとき、Aさんは自分の仕事がうまく進まず、イライラしていたと後で知りました。
しかし、そのことを周囲に相談していなかったので、私も周りのメンバーもAさんの状況について把握していませんでした。
そのため、Aさんの発言に全員驚いてしまいました。
おそらく私はとてもショックを受けた表情をしていたのでしょう。
ほかのメンバーが「大丈夫、私たちが協力するよ」と声をかけてくれ、私はその場から連れ出されました。
私が何よりも傷ついたのは、自分が担当していた仕事を「しょうもない」と言われたことです。
上からの指示で与えられた仕事なので、自分で選んで担当しているわけではありません。
しかし、部内メンバーの役に立っていると自負していた仕事です。
チームリーダーだったAさんが担当している業務より専門性が低いとはいえ、しょうもないなんて、ひどすぎます。
Aさんは発言について、上司から厳しく注意を受けたらしく、その後に「申し訳なかった」と謝罪を受けました。
しかし、とっさに出た言葉から私の担当する業務への見下した評価が感じられ、今でも許す気持ちにはなれず、思い出すたびにムカムカしています。
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