<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ひろえもん
性別:女
年齢:57
プロフィール:3匹のネコと夫(51)と海辺で暮らす普通のおばちゃんです。
約2年前、私が55歳のときに、親友の紹介で何回かホームパーティーに招待した45歳シングルマザーの方の話です。
息子さんは大学生で遠方にいるそうで、彼女は当時15歳年上の彼氏と交際中。
才女だし、親切だしと最初は思っていたのですが、週末だけ泊まる彼氏のマンションが我が家の近所だったため、彼が留守のときだけジュース片手に我が家に立寄るようになりました。
それから少しずつ自己中心的な言動が気になり始めたのです。
例えば「彼といっしょに住まないの?」と聞くと「彼のマンション、エレベーターに乗る前に階段があって面倒なの」とナゼか上から目線。
彼のお子さんは成人してみんな家を出ているのですが、やはり気を遣っているのかな? と思っていたのですが、まあ人それぞれだと思っていました。
また、1カ月ほど我が家の猫のお世話をお願いしなければならなかったことがあったのですが、ご近所の方と遠方の友人、他の友人、彼女にフォローを頼み5,000円ずつ包みました。
彼女には1日だけしかお願いしていなかったのですが、1日でも有り難いと感謝してたのに、どうもその日のフォローをご近所の方に任せたようなんです。
それならお礼はその方に渡して然るべきなのですが、報告もなくそのままでした。
ある日、彼女から「ダンナに振り回されてないで自分の人生歩んだら?」と言われてしまいました。
その言い方にカチーン!
確かに、うちのダンナのダメダメぶりは皆の語り草ですが「結婚したら多少振り回されても、はいサイナラってわけには行きまへんねや!」と心の中でボヤいてしまいました。
トドメはホームパーティーでの出来事。
我が家ではよく友人を集めて開催しています。
他の人はちょっと早めに来て準備を手伝ったり、シンプルでも手作りの料理を作ってきたり、時間がない人は高価でなくても珍しいワインを持って来るなど、精一杯の気遣いをしてくれます。
しかし、その人はいつもみんなが半分ぐらい食べ終わった頃にやって来て、持ってくるものといえば、スーパーで買った唐揚げ5つとか250mlのワイン...。
気遣いが雑では!?
「ここの唐揚げ、美味しいで!」とかもなく、なんでもいいから買ってきただけのようなものなのです...。
そんな細かいアウトを積み重ねた後、ついにあの光景を目にすることになりました。
いつものホームパーティーのとき、突然彼女はうちのダンナの膝に座り、唇をニュ〜ッと出し両手の指で挟んだのです。
さすがのアホ旦那も驚きの様子。
本人には「かわいくて無邪気な私」に映っているのかもしれませんが、周りには「45歳の痛いババア」にしか見えません。
一発でその場にいた女性たちから嫌われました。
後日「唇ニュ〜ッ」はあかんと言うと「そーなん? そんなに気にしてたんやったらごめん」と言われました。
そんなことを気にしている私がみみっちいのでしょうか?
共通の友人によれば、彼女はスポーツクラブでも複数のおじさまの腰に手を回し、女性メンバーに失笑を買っているそうですが、おじさまには気に入られてスニーカーやらプレゼントが絶えないとのこと。
そうしたおじさまからのプレゼントは、女友だちの友情や信用と引き換えになっていることに気づいているのでしょうか。
男女に限らず「異性」に飽きたら捨てるかもしれませんが、友人を捨てることは滅多にないと思います。
彼女もおじさまに女としてより友人、いえ一人の人間として付き合ってもらえたほうがいいのではないでしょうか、と余計なお世話ながらも思ってしまうのです。
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