夫と死別し46歳で初めて就労が必要に。家族を守るために選んだ働き方

夫と死別し46歳で初めて就労が必要に。家族を守るために選んだ働き方 16.jpg

ペンネーム:さるまっち
性別:女
年齢:46
プロフィール:人生七転び八起き、常に起き上がれる気力はあるのですが、なかなか思うようにはいかないものですね。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

私は今、46歳。この期に及んで先行きの見えない生活が続いています。
それは昨年に夫を亡くし、私が生活の全て賄うことを余儀なくされたからです。
私にはまだ義務教育の子供もいるため、悩む時間など無意味であることは分かっていても、この先どうなっていくのだろうか?と不安に押しつぶされそうになることもあります。

もちろんお金を作ることを第一に考えなければいけません。それには仕事をすることが不可欠です。

ただ、私は夫が亡くなるまで、外に出て仕事をしたことがほぼありません。

夫が生計費を毎月入れていてくれたおかげで、家の事だけを考えて、平凡な生活を送っていて、まさか全てが私にかかってくるとは、想像もしていませんでした。

仕事をするにあたり、ネックになる点はいくつかありますが、大きいのは子供のことでした。子供のいる時間帯は、なるべく私も家にいて、今までの生活様式は出来るだけ変えないようにしたいのです。

これをクリアするため、現在は外に出て仕事をする必要のない、「在宅」で業務委託の仕事を行っています。

昨今、在宅ワークは急速に拡大しつつある注目の集まる勤務形態で、大企業でも積極的に在宅ワークを推奨するところもあるのだそう。

夫が会社を持っていた関係で、簡単な事務や、人事をしてきたことが糧となり、まだこの先続けていけるのかは未知ですが、在宅で仕事を始めることができました。このおかげで多少は心の曇りが取れた気がします。

でも、在宅ワークには良い事ばかりではなく、デメリットもあります。
それは、社員でもパートでもない働き方であるがゆえ、いつ仕事が終了してしまうかわからないということ。
在宅ワークは、私のように外に出て働きたくても、何らかの事情で働きに出ることができない人が大半で、私もその中の一人。

私よりもスキルのある人もたくさんいるでしょうし、年齢を考慮されることもあるでしょうし、雇う企業側は選ぶ権利があるわけなので、在宅で仕事を続けていけるかは、とても不安定な状況にはあります。

それでも私は、今を生きるための資金が必要です。今は仕事が出来ているので、とりあえずは、これで良しなのかな?とは思うものの、年齢的な事を考えると、再就職はかなり難しくなっていくので、地に足の着いた仕事はしていたいと思っています。ただ、思うようにはなかなか進まないものですね。

とにかく今は生活を守って一歩一歩進んでいくしかないのだなと思いながら生活しています。

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