<この体験記を書いた人>
ペンネーム:れもん
性別:女
年齢:47
プロフィール:2人の息子を持つシングルマザーです。虫は苦手ですが、ここ数年低山ハイキングにはまっています。
私(47歳)は両親(実父79歳、実母72歳)と2人の息子(長男20歳、次男15歳)と実家暮らし。
家族それぞれが異なる趣味を持っていて、ペットも飼っているので比較的荷物が多い家です。
油断しているとすぐに物が増え、散らかってしまうだけでなく、ぞんざいに扱われてしまうことにストレスを感じていました。
このような環境も影響していたのか、ほぼ毎日のように繰り広げられる父と母の口げんかにも嫌気がさしていました。
2021年の11月初旬、年末が近づいていたこともあり、私は無性に掃除がしたい衝動に駆られる日が続いていました。
大晦日までに部分的にでもきれいにしたいと思い、掃除を習慣化することに決めました。
掃除する場所は主に玄関、階段、トイレ、神棚です。
拭き掃除をメインに、ここだけはどんなに忙しくても必ず掃除することにしました。
以前、掃除の本を読んだときに、トイレに神様がいるとか、汚い玄関には神様は寄り付かないとか書かれていたので、それらを無視するわけにはいきません。
「よし! やるぞ!」
本に書かれていた全ての場所をピカピカにはできないとしても、最低でもこの4カ所だけは習慣にして、なんとか大晦日まで継続しました。
毎日の掃除をやり始めて1週間ほどたつと、中だるみなのか、ちょいちょい怠けがちな自分が顔を出します。
そのたびにもう一度本を読み返して、掃除の習慣を何とか維持させることができました。
やっと掃除もルーティンとして定着してきた12月中旬。
私はふと近くの神社が気になり、ちょっとした運動がてらに参拝することにしました。
神社までは、歩いて片道20分、往復40分。
ウォーキングにはちょうどよい距離です。
神社まで向かう途中、歩きながら思ったのですが、一人での神社参拝は、これまで一度も行ったことがありません。
そのことに気が付くと、妙に新鮮な気持ちになり、天気も良く清々しい空を眺めながら、最高の参拝ウォーキングデーとなりました。
神社で手を合わせた日の翌日のことです。
遠方に住んでいる姉(51歳)から半年ぶりに電話が来ました。
姉の娘(15歳)が、なんだか不思議な夢を見たというのです。
どんな夢だったのか聞いてみると、姉はこんなことを言いました。
「実家にね、神様が戻ってきたって言ってたよ。氏神様かな...。なんかね、その土地の神様が、実家の庭のあたりから家の中に入ってきたって。突然何だろうね~。意味あんのかなぁ」
私は正直なところビックリしました。
「確かに、氏神様が戻ってきてくださったのかも...!」
そのあと姉に、掃除を始めたこと、昨日の神社参拝のことを話しました。
たまたまと言えばそれまでですが、あまりにも私の掃除習慣と、前日に行ってきた神社参拝のタイミングが良すぎるような気がしています。
きっと夢で氏神様が、その存在を知らせてくれたんじゃないか、と思えてなりません。
神様の存在を意識すればするほど、掃除をサボってはいけないと身が引き締まる今日この頃です。
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