<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ラズベリイジャム
性別:女
年齢:52
プロフィール:愛猫2匹に癒される日々を送っています。50代にして再就職するアクティブ主婦です。
我が家には2匹の愛猫がいます。
12歳の黒猫と10歳の茶トラです。
2匹とも穏やかな性格で、毎日癒されて生活を送っています。
2021年12月、愛猫たちの変化に気が付きました。
あれ? うちの猫たちってこんなに猫らしかったっけ? と当たり前のことが不思議に感じたのです。
10年以上前に2匹の猫はそれぞれ生後2カ月のときに我が家へやってきました。
先住犬として犬のパピヨンが我が家で生活しており、パピヨンと猫たちが一緒に暮らす生活が始まりました。
離乳食を与えて大切に2匹を育てたのですが、私の育て方が犬と同じだったのか、それとも犬との生活を送っていたからなのか、なぜか猫らしくないなあ、といつも感じていました。
名前を呼べば飛んで来る、おやつは座って待っている。
猫は食欲の旺盛な子もいるそうですが、自分で食べる量を調節できる子もいると聞いていました。
我が家の猫は、餌を与えると犬と一緒に一心不乱に食を進めていく子でした。
一心不乱にガツガツ食べている猫たちを眺めながら、まあそんなもんか...とずっと思っていました。
ところが2020年10月に、愛犬ががんになり、手術の甲斐もなく急死。
とてもつらい出来事でした。
かわいがっていたことや壮絶だった最期を思い、しばらくは寂しさばかりが募って何も気が付いていなかったのです。
1年近く過ぎ、やっと最近になって猫がおかしい...ということに気が付きました。
観察してみると、餌をがつがつ食べることも少なくなり、名前を呼んでも気ままに来るだけ。
今までと様子が違うのです。
今まで見たことがなかった香箱座りをしているのを見てびっくりしました。
なんでかな~と考えて、やっと気が付きました。
我が家の猫たちは犬化していたのだと。
愛犬にしつけていた動作を覚え、猫たちも同じ動作をしていたのです。
「そういえば、じゃれ方も犬と同じだったわ」
なんて今さらながらに思いました。
今は猫だけになり本来の姿に戻ったのだと実感して、愛犬が死んで以来、初めて心から笑ってしまいました。
今ではどんどん犬のしぐさが消え、餌も気ままに食べるようになり、すっかり猫らしい猫になっています。
すでに10歳を超えている猫たちが猫らしい老後を送れるよう、これからも見守ろうと決意した発見でした。
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