「田舎のルール」って理不尽...私が自治会役員を10年以上もやり続けている理由

「50代の男性です。ご近所付き合いも大切だと思い、依頼のあったとある役員を引き受けたのはいいのですが、理不尽な引き継ぎシステムには納得がいきません」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■地域貢献は大事だけど...やっぱり面倒な自治会役員

54歳の男性です。2006年(当時37歳)に現在の家に引っ越してきました。

それから3年後の2009年頃、その地域のソフトボールチームに誘われ、地域の人との繋がりも大事だと思い、加入することにしました。

40歳以上で加入できるという健康と親睦を目的とする感じのチームで、町のリーグ戦に参加するなど試合もあり、地域の方との交流もできるものでした。

そのチームに参加してソフトボールを楽しんでいたのですが、2年ほどしたある日、3軒隣のチームメイトに「地区の交通安全の役員をやってほしいんだけど、どう?」と誘われました。

年上の方でもあったので、よく確認もせず、かつ深く考えもしないまま「いいですよ」と返答してしまった私。

地区の交通安全の役員とは、交通安全週間などに通学路の信号機付近に立って、子どもの見守りをしたり、町のイベントなどで駐車場係や交通整理をしたりするものでした。

そういった活動は年間で5回ほどで、それ自体は地域貢献ということもあり、さほど苦になることはありませんでした。

むしろ花火大会などでは、打ち上げエリアのすぐ近くで交通整理をしていることもあり、花火がよく見えてお得なこともありました。

■次の役員探しは自分で...そんなのありですか?

しかし、どうしても納得できないのが、次の役員を自分で探すというシステムでした。

順番で着任するものではなく、地域の中から役員をやってくれそうな人を自分で探してお願いするそうなのです。

私はもともと地元の人間ではないため知り合いも少なく、どうやって次の役員を探せばいいか、地域の区長さんに相談する機会がありました。

区長さん曰く「昔はPTAで回してたよ」ということで、「私はPTAとか関係ないのですが...」というと、「自分で探すものだから」と言われて話は終わってしまいました。

区長が変わるたびに同じ質問をするのですが、「自分で探すものだからねぇ」と言われてしまいます。

ちょっと面倒な役員を隣近所の方に頼みづらく、地元出身でないのでネットワークもありません。

あれから12年、ずっと役員をやり続けています...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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