ここは灼熱地獄か...猛暑を知恵と工夫で乗り越えた過酷すぎる1カ月

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:45
プロフィール:夫(47歳)、娘(18歳)、息子(13歳)、ポメラニアン(6歳)と夫の実家で義父母と半同居をしている主婦。

ここは灼熱地獄か...猛暑を知恵と工夫で乗り越えた過酷すぎる1カ月 88.jpg

連日猛暑日が続いた2019年8月中旬のことです。

子どもたちも夏休みで家にいるのに、リビングのエアコンの効きが突然悪くなってしまいました。

気温が若干低くなる朝と夜はなんとかしのげたのですが、昼間は部屋の温度が下がらずパニックです。

エアコンは動いているから、故障ではなく猛暑のせいだと思い、急いでホームセンターに行きました。

冷風機を購入して、エアコンと同時に使用してみましたが、室温は全く下がりません。

購入した冷風機は本体に冷水を入れて冷たい風を出す仕組みです。

そこで、冷風機の水をキンキンに冷やせば効果を発揮すると考え、氷をたくさん作りました。

さらに付属の保冷剤だけでは足りないと思い、家にあった保冷材も全部凍らせて、1時間ごとに取り替えていましたが、暑さはしのげませんでした。

娘(18歳)と息子(13歳)は、首に冷感タオルを巻き、かき氷やただの氷を食べていました。

しかし、ペットのポメラニアンは、いつも寝ている場所に冷感マットを敷いてあげましたが、呼吸も荒く舌を出し切りぐったり...。

そこで、リビングの横の夫(47歳)が寝ている部屋のドアを開け、その部屋のエアコンをハイパワーにし、扇風機で風をリビングに送り込んでみたところ、若干効き目があり、犬も涼しい場所を見つけて一安心。

しかし、夜は私と一緒にリビングのソファーベッドで寝るので、とても寝苦しそうでした。

このままではいけないと思い、夫が休みの週末、再びホームセンターへ行き、アコーディオンカーテンを買いました。

ダイニングキッチンとリビングの間に取り付けてカーテンを閉め、エアコンをハイパワーにすると、なんとか寝苦しさを解消できたのです。

いつになれば涼しくなるのかと毎日お天気情報を気にしていましたが、8月の後半になっても「猛暑日は9月の半ばまで続きそう」という情報が...。

結局、我慢の限界に達し、エアコンの買い換えを決めました。

買うことを決めると「やっと快適な部屋でのんびり、だらだらと夏休みを過ごせる!」と、子どもたちも大喜び。

暑さは変わらないのに家族の気持ちは明るくなっていたのです。

しかし、いざ家電量販店に行くと、この年の夏はエアコンの故障がかなり多く、取り付け業者の人手不足により、取り付けまでに1カ月近くかかると...。

結局その年は、涼しくなるのを今か今かと待ちながら猛暑と戦い続けたのでした。

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