親が目を離したすきに3歳の私が大けが、母は自信をなくし育児を放棄。そんな私が今、思うこと

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ひろえもん
性別:女
年齢:57
プロフィール:猫3匹と夫と海辺の街で暮らす普通の関西人です。

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57歳の私。

6カ月ほど前に3歳と6歳ぐらいの兄弟と思しき男の子が、高さ1.2mほどの壁に登り、走り回って遊んでいるところに遭遇しました。

「お母さんどこ?」

そう聞くと指差した先には、スマホをいじって全く子どもを見ていない、おそらく20代の女性がいました。

子どもたちが砂利を投げあったり、排水溝に砂利を投げ入れたりし始めたので、「お母さんのそばに行ってきたら?」と言うと「お母さん忙しい」と答えたのです。

あのお母さんは子どもが落ちてけがをしたら、果たして自分が責任を取ると言えるのだろうかと疑問に思いました。

約10年前にも同じような光景を見ました。

当時40代の私は、車通りの多い道路沿いの書店の前で3歳ぐらいの子が走り回っているのを見ました。

危ないなと思っていたら、偶然にも私のすぐ目の前で転んだのです。

すると、今まで本屋の軒先で本に夢中になってた両親が急に振り返り、私に向かって「何すんじゃ、このアホ!」と怒鳴ったのです。

あっけにとられてその場は終わったのですが、その瞬間にこんなことを考えました。

「私の責任ですか? これが親の心理ですか? 子どもを見ていない親ほど何かあったとき、他人に責任転嫁するんじゃないですか? 自責の念の裏返しですか?」

少しの油断が大事故につながり、子どもの命を失うかもしれません。

年長の兄弟が弟や妹の面倒をみてくれていると思っているかもしれませんが、それは大間違いだと思います。

私の経験から考えても、いくらできた子でも難しいと思うのです。

私が3歳の頃、7歳の姉と友人が遊んでいたシーソーの支点部分に人差し指を突っ込み大けがをして、手術をしました。

潰れたのは指先だったので、今ではほとんど分からないほどですが、もうちょっと奥に入れていたら子どもの手なんかなくなっていたと思います。

出血性ショックで死んでいたかもしれません。

何より悲惨だったのは、そのとき公園にいた母が、私の大けがをきっかけに完全に子育てに自信をなくして育児を放棄し、仕事に没頭するようになったことです。

私たち姉妹は祖母に育てられることになりました。

その同じ年に浮き輪をつけて川べりで遊んでいた私を、姉が激流に押しやった事件もありました。

たまたま泳ぎの上手な若い男性が飛び込んで助けてくれたのですが、父にこっぴどく叱られた姉は、この事件のせいで性格が曲がってしまったようです。

ことあるごとに「自分は父親に愛されていない」なんてことを言うようになりました。

そうした経験が自分にあるだけに、「自分の子どもから1秒たりとも目を離してほしくない」と思ってしまいます。

現実的に無理なこともあるとは思いますが、そう努めるように努力してほしいなと思います。

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