アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■髪に優しい白髪対策を徹底リサーチ
私は48歳、1歳年下の夫と10代の娘の3人で暮らしています。
最近の私のちょっと変わった趣味について紹介します。
年齢を重ねるにつれて出てくる嫌な存在といえば、やっぱり白髪です。
超ストレートなロングヘアーを長年キープしていた私ですが、5年ほど前から少しずつ白髪が増えてきました。
初めは数本だけだったので、見つけるたびに根本からカットすることで対応。
しかし昨年からは、それでは対応できないくらいに増えてしまいました。
もともと毎月こまめに美容院に通うタイプではないので、白髪染めのためだけに美容院通いをするのはとっても面倒。
また、カラーリング剤を使うと髪が痛みますし、お金もかかります。
そこで一念発起して、自分でなんとかできないか、方法を探してみることにしました。
最近は髪の負担にならず、毛髪や頭皮に優しい製品がいろいろと出ているので、まずは評判のよいヘアカラートリートメントをいくつか試しました。
髪へのダメージは私の場合はほとんどありませんし、そこそこ色は入ります。
しかし、髪の長さは肩よりもやや長いくらいのスタイルなので、ヘアカラートリートメントをすぐに1本使い切ってしまい、あまり経済的ではありませんでした。
■植物由来の染料を使ったヘアカラーに挑戦!
そこで、さらにリサーチを重ねたところ、ヘナという植物がよさそうだと思ったので、ヘナを使ったセルフカラーリングを試してみることにしました。
ヘナとは、インドなどの地域でボディペインティングやヘアカラーに使われてきた歴史を持つミソハギ科の植物です。
自然素材なので頭皮や毛髪に優しく、トリートメント効果もあるので、使えば使うほど髪や肌が健康になるのだとか。
ヘナは粉末状で販売されているのですが、はじめから粉末を使うのはハードルが高いような気がしたので、まずはクリーム状に加工して販売されているものを使ってみました。
かぶれやダメージもなく、予想以上にしっかりと染まりました。
さらに髪もトリートメントをしたようにうるつやに。
数回クリーム状のものを試してから、満を持していよいよパウダー状のものに移行すると、これが結構奥が深く、もはや科学の実験のようです。
粉を溶かす水の温度や量、髪に塗って待機する時間や温度など、工夫次第で染まり方が変化するので、よりよい方法を探求することにハマってしまいました。
ヘナを髪に塗って染まるまで待機している間は、頭にラップとタオルを巻きつけているので、家族からは「ひとり美容院ごっこ」と呼ばれて笑われます。
綺麗に染まりますし、経済的ですし、いい趣味なんじゃないかなと自分では思っています。
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