【50代からの暮らしのヒント】生活に「香り」を添えると...実感した「意外な効果」/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

玄関、リビング、仕事部屋...中道あんさんは、気がつけば暮らしの中のさまざまな場所に香りを取り入れています。一日中お世話になっている香りのある暮らし。どんな効果をもたらしているかというと...

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イライラした時や、心身が疲れた時に心地よい香りを嗅ぐとリラックス効果は高いといわれていますが、生活のなかで香りは使われていますか?

なんとなく知っていたレベルでしたが、実際に普段使いしてみるとダイレクトに効果を感じます。

玄関をリードディフューザーでリフレッシュすることから始めて、リビングでは電動空気圧を利用した電動式のディフューザーを、入浴時にはアロマバスオイルを使っています。

仕事部屋にもお気に入りの香りがするリードディフューザーを置いています。

春になりだんだん暖かくなってきましたが、特に冬の夜は長いのでアロマオイルでリラックスします。

寒さで縮こまった気持ちにゆとりができるんですよね~。

どんなに忙しい日だったとしても、トゲトゲするような気持ちをすーっと沈めてくれるのです。

3人の子育てをしていたときは、「肝っ玉母ちゃん」になっていたのでいつもガチャガチャと忙しない時間を過ごしていましたが、アロマ使うようになってから、静かに自分を整えられるようになりました。

私も少しは成熟したのでしょうか。

ある日のこと、友人から1本のハーブオイルをいただきました。

柑橘系の果物に薬草のようなエキゾチックな香りがします。

リップクリームよりもスリムなロールオンタイプのボトルでとっても華奢。

それまで小瓶タイプのそれしか知らず、家の中でしか使っていませんでしたので持ち運び便利なロールオンタイプがあるなんて驚きです。

友人からは「保湿効果があるのでネイルオイルにして」と言われ、さっそく使ってみると、確かにしっとりします。

いつもポーチに入れて持ち歩いており、たまに緩んだ蓋の間からほんのりといい香りがバッグの中に広がると、なんだかラッキーな気分になるのです。

アロマオイルを持ち歩く習慣がなかったので、いつでもどこでも香りに癒されるなんて素敵ですよね。

春先になると、どうも鼻がムズムズしてきます。

薬を飲むほどではないけれど、いわゆる花粉症の症状があらわれて、頭が重かったりスッキリしないときがあります。

すると、せっかくのお出かけも、憂鬱な気分。

ふと「そうだハーブオイルを使ってみよう」と思いたちました。

手のひらにハーブオイルを真珠大ほど広げ両手をすり合わせ、馴染ませていきます。

その手で顔を覆うようにして深呼吸を繰り返します。

人のからだの不思議なところで、匂いを嗅ぐと、その香り自体が何かを判断する前に「いい香り」とか「臭い」という判断をします。

「わぁ、いい香り!幸せな気分」とか「わぁ、いい香り。お腹が空いてきた!」というように、香りを嗅ぐと、何の香りかを判断する前に感情が動く気がします。

だから、いい香りを嗅ぐと直ぐに効果を感じられるのです。

その場凌ぎかもですが、良い感じにリフレッシュできて気持ちが切り替えられます。

以前泊まったホテルで、sleep Well(快眠)のサービスとして「ラベンダーバーム」のロールオンタイプのアロマオイルをいただきました。

寝る前に手首など少しオイルをつければ快眠に導いてくれるというアイディアです。

これも歳のせいでしょうか、たまに寝つきが悪いときがあって、そういう時に使用しています。

気がつけば、一日中お世話になっている香りのある暮らし。

好きなものは自然に身の周りに集まっていき、自分の一部になりますね。

今となっては、気持ちにゆとりが欲しくて始めたのか、ゆとりができたから始めたのか覚えてはいませんが、「香りのある暮らし」を始めて良かったと深く感じています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方(KADOKAWA)』『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)がある

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『「誰かのために」を手放して生きる』

(中道あん/自由国民社)

これまで「家族のために」生きてきた自分に、革命を起こしてはみませんか。そろそろ自分を大切にして自由を謳歌していい。50歳からは心の贅肉を落として軽やかに生きよう。


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『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方』

(中道あん/KADOKAWA)

15年前の私は、今がこんなに輝いているなんて、想像すらしていなかった。「家族のための私」から、「私のための私」に! Ameba公式トップブロガーによる40代からの人生を新しく構築する 「女性版ライフシフト」のバイブル。


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『50代、もう一度「ひとり時間」』

(中道あん/KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。


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