【お悩み相談】「言っていることがコロコロ変わる人とどう付き合えばいいですか」

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで月刊誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「言っていることがコロコロ変わる人とどう付き合えば」というお悩みに、心理アナリストの亜門虹彦さんが答えます。

この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。

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【お悩み】

言っていることがコロコロ変わる人とどう付き合えば

あるボランティア団体の活動をしていますが、その仲間のことで悩んでいます。

その方は、グループのリーダー的な役割をしているのですが、言うことがコロコロ変わるのです。

右でいこうと話がついたのに、次の日には左になったり、言ったことを忘れてしまったり。

病気や認知症ではないです。

あくまでもボランティアなので、責めることもできず、いつももやもやしています。
神奈川県 Mさん(67歳)


【おこたえ】

うまく相手を誘導して、コントロールを

気まぐれなリーダーに振り回されて、ボランティア活動が思い通りに進まないとのこと、ご心労お察しします。

ただ、相手の欠点にばかり目を向けてストレスを感じていても、事態は好転しないでしょう。

無理して相手のいいところを探す必要はありませんが、ここはひとつ捉え方を変えて、あなた自身が「最高の補佐役」になって相手をコントロールすることを目指してはいかがでしょう。

A案とB案があったら、決断のときに「A案のメリットはこうで、B案のメリットはこう。どちらかといえばA案が...」と誘導するなど。

あくまで自然に、出しゃばらない雰囲気であなたが良き補佐役になり、相手の信頼を勝ち取れば、グループの活動もうまくいくはず。

もちろんそのためには、組織内であなたのやり方に賛同してくれる味方を増やしておくことも大切です。

そんなあなたにご覧になっていただきたいのが、『マイ・インターン』という映画です。

ロバート・デ・ニーロ演じるベンが、周囲の人を味方にし、最高の補佐役として活躍します。

参考になりますよ。

●亜門虹彦さん(心理アナリスト

※画像はイメージです。

 

今回の先生

亜門虹彦さん
心理アナリスト。専門は「生活の潤い」

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