日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「仲良し3人だったのに、60歳を過ぎてから仲たがいしてバラバラに」というお悩みに、カウンセラーの時田ひさ子さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?
【お悩み】
60歳過ぎてから仲良し3人がバラバラに
私には、ずっと仲良くしていた3人組のお友達がいたのですが、ほんの些細なことで仲たがいし、バラバラになってしまいました。
いまは3人とも距離を置いている状態です。
コロナ禍ということもありますが、この年でどう修復していいかも分からず、時が過ぎていくばかりです。
気持ちや時間がからんだ状態を、どうほぐしていけばいいのか分かりません。
香川県 アミちゃん(68歳)
【おこたえ】
動き出すか、待ってみるか、自分の意思を確かめて
仲が良いと思っていたのに、何がしかの理由があって距離ができてしまったのですね。
そしてご相談者の方は、それを修復したいと思っていらっしゃるとのこと。
大事なのは、自分がなんとしてでも修復したいかどうか。
それによって動き方を決めたら良いのではないかと思うんです。
方向性は三つあると思います。
一つ目は、ご相談者が2人にそれぞれ話を聞いて、修復したいんだと伝える。
二つ目は、修復はしたいけれど、自分が動くのは違うと感じている場合は、どちらか1人と話してみて、その人が修復の意思があれば一緒にどうするか決める。
三つ目は、時が解決するのを待つ、です。
ご相談者の方が、ご自分でどこまでやろうと思われるかで、いずれかを選択されたらいかがでしょう?
物事は、進めてみると意外な方向に行くこともあります。
もしかしたら、そうこうしているうちに、お友達の2人のどちらかが、動き出すかもしれません。
●時田ひさ子さん(カウンセラー)
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