【お悩み相談】耳が不自由で電話がかけられない。文通相手を探しています

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「耳が不自由なので文通相手を探しています」というお悩みに、結婚相談・あかね屋代表の橋本きよみさんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

耳が不自由で電話がかけられない。文通相手を探しています

私は耳が不自由なため、電話がかけられません。

友達もだんだん少なくなってきて困っています。

どなたかと文通などできると良いと思っています。

文通ができる人を紹介していただけるとうれしいですが...。

福岡県 E・Hさん(75歳)


【おこたえ】

不自由さを受け入れてみるとありがたみも分かります

耳が不自由ということは本当にお気の毒でなりませんが、年齢を経るにつれ人はいろいろな機能が衰えていくものです。

何かが不自由になり嘆き悲しむのではなく、受け入れることも大切です。

不自由を楽しむことです。

全て満足な人生なんてあり得ませんから...。

不自由があってこそ、ありがたいことに気付くことができます。

E・Hさんは別のことで優れたものを与えられているはずです。

そしてやはり、人は誰かとつながっていたいものですよね。

お友達が少なくなるのはとても寂しいことでしょう。

文通をご希望とのことですが、このような悩み相談でのやりとりも、文通のようなものかと思いますが、いかがでしょうか。

余談ではありますが、私は16歳のときに右耳が中耳炎になり治療しましたが完治せず、聞こえづらくて不自由なまま車の免許も取れず、70年過ごしてきましたが、数カ月ほど前からなんと右耳が聞こえるようになったのです。

E・Hさんの耳がきっと良くなる、ということを言いたいのではなく、長く生きていると神様からの贈り物のようなものが得られることがあるのではないか、と感じたのです。

親戚の方やご近所の方にお願いしても良いですし、ヘルパーの方などを通して文通相手を紹介いただいても良いかと思います。

良いご縁があることを祈っています。

●橋本きよみさん(結婚相談・あかね屋代表

※記事に使用している画像はイメージです。

 

今回の先生

橋本きよみさん
結婚相談・あかね屋代表。専門は「夫婦、家族」。

この記事は『毎日が発見』2022年10月号に掲載の情報です。

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