電車で席に座ると、太ももに広がる「濡れた感覚」...すると隣の高齢男性がまさかの行動に!<後編>
「電車の座席に座っていると、太ももに広がるじんわり湿った感覚...。え、なにこれ? 慌てて自分の持ち物を調べてみても何もこぼれていません。すると、隣に座っていた70代くらいの男性が驚きの行動に出て...!?」
朝のルーティンに加わった「マグの事前確認作業」とは
私がアワアワしていると、老紳士が「??」と自分の身の回りを調べ、彼が横向きに置いたバッグから黒い液体がゆっくりと大量に流れ出ていることを発見!
私の買ったばかりのベージュのチノパンも、薄黒く濡れているではありませんか!
彼は急いで通勤バッグの中からマグを取り出し「すいません、すいません」と言いながら、ハンカチやティッシュで座席や足元を拭き始めました。
その時点で、老紳士が持っていた容量500mlほどと思われるマグの中身は、ほぼ全部流れ出てしまっていたようです。
「なんで漏れたんだろう?」
焦っている彼に怒る気にもなれず、一緒に足元をティッシュで拭きながら話しかけました。
「パッキンが装着されてなかったんじゃないですか?」
「そういえば、昨夜、妻が水筒を洗ってくれて...」
彼も思い当たる節がある様子。
「わかります、わかります、パッキンを洗ってちゃんと取り付けるって結構大変ですよね」
思わず同情してしまいました。
コーヒーと思われる液体は電車の揺れに合わせて、彼を中心に10m以上離れた場所まで放射状に広がっています。
座席にも深く染み込み、次に座る人にも被害が及ぶでしょう。
もう手持ちのハンカチとティッシュでは対応不可能です。
そうこうしているうちに、老紳士が降りる駅に着いたようです。
彼は「すいません、すいません」と周囲に謝りながら下車していきました。
仕方のないことですが、残されたコーヒーだらけの床、じっとりと黒くシミが広がる私のチノパン、この格好で夕方まで働くのか...と遠い目になってしまいました。
私もパッキンの付け忘れでバッグの中を濡らしてしまったことがあったのですが、その際は自分の持ち物だけの被害で済みました。
車両全体を巻き込む惨事を目の当たりにし、私の朝のルーティンに一つ重要な項目が加わりました。
朝一番に自分や家族が持っていく真空断熱マグの準備をする→出かけるまでの小一時間それらを横にした状態で白い布巾の上に放置→出かけるときまで漏れていなかったらOK!
この一連の確認作業で不安なく出かけられています。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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