「65歳で定年を迎え、老後資金も万全。あとはのんびり妻と旅行でも楽しもうとこれからの人生を思い描いていたのですが...。90歳の元気すぎる義父の、思いもよらない一言で『第二の人生』が揺らぎ始めてしまったのです」

かつては議員としても活躍した義父

なんと『65歳ならまだまだ働ける』攻撃が始まりました。

義父は私の住む地域で、長年議員を務めてきた人。

元は普通の会社員だったそうですが、60代に入る前に退職し、そこからは80代に入るまで議員を何期か続け、議会議長も務めていた経歴があります。

また、戦争で早くに父親を亡くした義父は、弟妹を養うために必死で働いたと親戚からは聞いていました。

私自身、若い頃は家族のために、年を重ねてからは地域のためにと尽力する義父を尊敬し、婿養子である自分との関係も良好だと思っていました。

しかし、今でも地域の相談役として出かけることの多い義父からすれば、65歳など「若者」の部類に入るそうで、仕事を世話してやろうかと言われる始末。

自分で言うのも何なのですが、真面目に勤め上げたこともあり退職金や貯金などもそこそこあります。

子どもたちも独立しているので、そこまで贅沢しなければ夫婦2人これから生活するぶんには問題ないと思っています。

妻とは、趣味で行っている畑を一緒に耕してのんびり過ごそうと話をしているのに、義父は「若い」の一点張りで、実娘である妻の言うことにさえ耳を貸してくれません。

実際、義父は90歳とは思えないほど毎日精力的に動き回っているのでそう思うのでしょうが、最近は「お義父さんが元気すぎるだけなんです!」と叫びたくなる毎日です。

しばらくは無視して妻と旅行に行ったり、娘が初孫を産んだので会いに行ったりして、リタイア後の人生を謳歌しようと思っています。

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