「マンションで清掃パートをしていたとき、セクハラ被害に遭いました。しつこく言い寄り、待ち伏せまでする住人...。私は怖くなり、意を決して上司に相談したのです。すると、上司はニヤニヤと薄笑いを浮かべ、あり得ない一言を放ったのです...! 『私が53歳のオバサンだから!?』 もう許せません!」

セクハラ事件の顛末は...

ニヤニヤと薄笑いを浮かべ、「本当なの?」と言ったのです!

私は「被害妄想じゃありません」と強く主張しました。

ですが、上司は「そりゃぁ、モテてよかったね」とか、「言い寄られるうちが華だよ」などと小馬鹿にしたことを言うだけで、何も対処してくれませんでした。

私は、セクハラ相手よりも上司の態度にブチ切れました。

「対処してくれないなら、本社に直接掛け合う」

そうまくし立てました。

私の剣幕に押されたのか、上司は今回の件を本社に報告しました。

ですが、本社からも現時点では被害もないことと、セクハラの明確な証拠もないことから、相手に注意することはできないとの返事でした。

もう、これは退職するしかないと思っていたところ、翌日、セクハラ相手の奥様から声をかけられました。

奥様は「主人がご迷惑をおかけして申し訳ありません」と丁寧に頭を下げました。

奥様の話によると、他の住人から私にしつこく話しかけていることを聞いたそうです。

女性を口説くのが習慣の国で生まれ育った人なので、奥様も困っているとのことでした。

「きつく叱っておくので、許してください」

そう言われて重ねて深く頭を下げられ、私はかえって恐縮してしまいました。

それから、セクハラ相手は顔を合わせても目をそらし、足早に去っていくようになりました。

奥様から相当に怒られたのでしょう。

今となっては、怖い思いはしましたが、セクハラ相手に恨みはありません。

ただ、私の必死の訴えに対して、「アンタみたいなオバサンにセクハラするもの好きはいないよ」と言わんばかりの態度を取った上司の対応だけは、今でも許せません!

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。