「何かを決めるときは『どっちでもいいよ』と私に丸投げなのに、後で必ず文句を言ってくる夫に日々イライラしています。そんなある日、行列のできる有名スイーツ店の長蛇の列に並んでいると、『俺はさ、どこにも行きたくなかったんだよ』などと文句タラタラ。私の怒りはとうとう頂点に達してしまったのです!」

スイーツ店の行列のど真ん中でケンカを始めた私たち夫婦

「もうええわ! そんなしてまで一緒に食べてもらわなくて結構! はよ帰れ!」

気が付けば、たくさんの人が並ぶ行列の真ん中で、夫に向かって叫んでいたのです。

夫を含め周囲の人たちが凍り付いている中、タイミングが良いのか悪いのか、状況を知らない店員さんが「次お待ちの方、何名様ですか?」と私に訊ねてきました。

怒りMAX状態の私は迷いもなく「1名です!」と答え、唖然としている夫を残して1人で店内に入りました。

プリプリ怒りながら一人でスイーツを食べていると、空いた隣の席にお客さんが案内されてきました。

そのお客さんは、なんと私に置き去りにされた夫ではありませんか。

とても気まずそうにスイーツを注文している夫、嫌みの一つも言ってやりたくなります。

「こんな思いまでしてスイーツなんか食べたくなかったんとちがうん?」

「もう言わんといて。1人で並んでるの、めっちゃ恥ずかしかったんやから」

夫はしょんぼりしていました。

周囲から好奇のまなざしを向けられる中、大きな背中を丸めて並んでいる夫の姿が目に浮かんで...。

また、よりによって隣の席になる偶然に、あんなに怒っていたことも忘れ、思わず笑ってしまいました。

「これからまた、後になってから、ごちゃごちゃ言ったらまた置いていくからな」と言うと、「ごめん」と謝ってくれたので無事、仲直りすることもできました。

残念ながら、今でも夫の悪い癖は治っておらず、ちょくちょく腹が立つことはありますが、この一件以来「あんまり文句言ってると、『また』置き去りにしたるからな!」と言う脅し文句が使えるようになりました。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。