「どうしても人の優しさを素直に受け取れない自分がいます。きっかけとなったのは7年前、当時パート先で知り合ったAさんとのランチでの出来事でした。私は優しくて年上の彼女を姉として慕っていたのに...。裏切られたというか、悲しい気持ちになってしまいました」

このランチ仕組まれてる...?

「ある存在に救われた」と言うのです。

まったく聞かされていなかったのですが、どこからともなくAさんの友人というBさんがやってきて、私たちが座っていた4人掛けのテーブル席に着席。

「今日は3人で会う約束だったんだっけ...? 私が話をちゃんと聞いてなかっただけ?」

そんなことを思いつつも、とりあえず私が何か聞き逃していたと思うことで、この場も楽しめるならそれでいいかと思っていました。

しかし、Aさんの友人Bさんが話すのも自分の不幸話ばかり。

そして、私まで気持ちが落ち込んだところで、また何かの存在に救われた話...。

「...ん? さっきと同じ展開...」

ここで、2人は同じ本(おそらく宗教団体が発行している書籍)を取り出し、熱心に私にその必要性を説いてきたのです。

本当に唖然としました。

また、なかなか帰らせてくれなくてイライラしたのも覚えています。

それでもAさんには優しくしてもらった恩と、職場でまた顔を合わせなきゃならなかったこともあり、頑張って平静を装い、やんわりとお断りしてようやく帰りました。

翌日Aさんと職場で顔を合わせると、Aさんは私のことを無視。

あいさつどころか目も合わせようとはしてくれませんでした。

結局、Aさんには宗教の勧誘という目的があったから、私に優しかったんだと気が付きました。

同時になんだか悲しい気持ちになってしまったことを、今でもよく覚えています。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。