「結婚式の準備中、『結婚式にはそちらの親族は着物を着ないで欲しい』と夫から頼まれました。聞くところによると、夫の親族は着物を持っていないそう。すでに着物で参列予定の私の叔母は急いで洋服を準備することに。そんな状況で迎えた、結婚式当日。えぇ!? 新婦の私は信じられない光景を目にすることに...! 夫がなぜそんなことを言ったのか、その理由にもあ然です...」

誰の画策?「やられた!」だまし討ちにあった気分に

式の最初は気が付かなかったのですが、ふと見ると新郎側の親族は全員着物を着ているではありませんか!

まあ、冷静に考えてみれば親族が全員着物持っていないっていうのもなかなか珍しいことですよね。

やられた!というよりも開いた口がふさがらないと言いますか、だまし討ちにあったような気分でした。

式の最中に義母(当時59歳)に話しかけられても、ひきつった笑顔しか返せませんでした。

そのまま新婚旅行に行ったので旅先でもめないよう、とにかく結婚式での出来事は考えないようにしていましたが、旅行から帰った後、満を持して聞いてみました。

「ねえ、結婚式のことなんだけど、なんで私の親族は着物ダメなのにそっちはみんな着物だったの?」

「だって母親がそうしてもらうようにってしつこく言ってきたからさぁ」

「理由は何なの?」

「ウチの方が格上ってことにしたかったみたい」

「...」

叔母さんたちにお願いして洋服買いにいってもらったのは何のためだったのでしょう? 

後日、母に聞いたところによると、叔母さんたちはわざわざ百貨店のある大きな街まで出かけて洋服を購入してくれたそうです。

本当に今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そもそも、結婚式の参列者が着物か洋服かで格上か格下か決まるって、一体いつの時代の話なのでしょう? 

私の父親の実家が着物店なので、良い着物を着て来られたら困るとでも思ったのでしょうか? 大変な家に嫁いでしまったと当時は悩みました。

今は離婚して交流はありませんが、世の中色々な考え方、感じ方をする人がいるものだなぁと身に染みた出来事でした。

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