「年金支給日までお金がない」裕福だと思っていた義実家。入院費も払えない義母が固執するもの<前編>
「『本家』や『聖職者』といった立場を守り続け、見栄のためにお金を惜しまない義母。私もその暮らしぶりに、義実家は裕福だと思っていました。でも、義父の入院をきっかけに、義母から予想もしていなかった『家計の実情』を打ち明けられて...」
「家の名に恥じないよう」という暮らしぶりがやめられない義両親
主人の実家は「本家」に強いこだわりがあります。
義祖父は警察官で、義祖母は町内会の役員などを歴任する社交的な女性。
当時はアパート収入などがあるため、暮らしぶりはわりと派手で、特に義祖母は見栄っ張りで、お金を使う人だったようです。
義父はそんな「本家の長男」で「教師」でした。
教師が「聖職者」と言われた時代です。
義父も周囲から尊敬される立場にありました。
そんな家に嫁いだ義母は、「本家の長男の嫁」と「聖職者の妻」という2つの立場を必死に守ってきました。
そして「家の名に恥じないよう」という暮らしが染みついているのか、義祖父母が亡くなり、アパートも手放し、義父とふたりで年金生活となった現在も...祖母たちのような「見栄を張るためのお金の使い方」を変えようとしません。
例えば...。
法要などがあると、その費用を支払うのはもちろん、関わる人全員にお土産を用意したり、お寺への献金の額も「平均額の倍」を包みます。
神社に「奉納金額」が貼りだされる「町内のお祭りの奉納金」も、常に高額です。
傍から見たら、裕福な家庭に見えるでしょう。
実際、私も義父母の暮らしぶりから「主人の実家はお金に余裕があるんだな」と長年思っていました。
しかし、2年程前に義父が大腿骨骨折で入院したときのことです。
義母から驚くことを打ち明けられました。
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