「6年前、次女が突然倒れ、原因不明の病で入院生活を送ることになりました。退院の日、長女は涙を流しながら次女の手を握りました。幼いと思っていた2人にも、しっかり姉妹の絆が育まれていたのです。そして、成長した今でも、不安な夜は妹に寄り添う姉の姿があって...」

妻も知らなかった娘たちの「夜の秘密」に涙...

「私も行っていい?」

小学4年生だった長女は病室には入れず、お見舞いはできませんでしたが、退院の日は一緒にお迎えに行くことにしました。

退院手続きを終え、次女が出てきたとき、長女は真っ先に次女に駆け寄り両手を握りました。

「〇〇(次女)。よかった。よかったね」

涙を流しながら、声をかけます。

「うん」うれしそうに笑う次女の目にも涙が浮かんでいました。

小学校4年生と1年生。

それまで幼い子ども同士だと思い、当人同士の関係など意識したことはありませんでしたが、しっかり姉妹の絆があるのだと気づかされたことを今でも鮮明に覚えています。

その後も次女は定期的に通院をしています。

それから数年間は、季節の変わり目や学芸会等の学校行事のあとに、頭痛を訴え数日入院することもありました。

最近は身体も大きくなり、自分をコントロールできるようになったのか、調子が悪くなることを察し、休憩をとるなど調整ができるようになりました。

おかげで、ここ数年は入院することなく、普通に学校にも通えています。

ただ、疲れた日の夜に不安になったときは、お姉ちゃんに手を握ってもらい気持ちを落ち着かせて眠りについているようです。

このことを妻に話したところ妻も知らなかったようです。

親の知らないところでも子ども同士の関係があるんだねと、妻と2人の成長を実感しました。

2歳半のときにママが次女の出産で入院中、いつもはママと一緒じゃなきゃ眠れなかったのに、初めてパパと2人だけで寝てくれた長女。

あの日からお姉ちゃんになったんだね。

これからも姉妹で支え合って成長していってほしいと思っています。

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